歴史上の偉人や神々をはじめ、戦艦、城、動物、食べ物、意識高い系の言葉など、数多くの擬人化(美少女化)ゲームが娯楽の場にひしめき合う2023年。
700年前を生きた僧侶も、まさか「織田信長が可愛い」と評される時代がくるとは夢にも思っていなかっただろうが、時代の進化は止まらない。人類は「ゲームの擬人化(美少女化)」の領域へ本格的に足を踏み入れた。
『404 GAME RE:SET -エラーゲームリセット-』(『エラゲ』)。2023年春リリース予定(事前登録中)のセガ新作ゲームである。
https://twitter.com/404gamereset/status/1624001229889187840
本作について簡単に説明すると以下のようになる。
1.セガが世界のすべてを支配する世界で
2.闇堕ちした美少女(ゲームの擬人化キャラ)を救っていく
3.シューティングライクなRPG
ゲーム全体の概要について知りたい方は公式の動画を見ていただくのが一番だろう。
公式Twitter含めて「セガっぽさ」が垣間見える演出がなされており、癖はあるが好きな人は好きというまさに「セガっぽい」ゲームとなっている。
とは言え、ストーリーやバトルシステム、UIの快適さや課金部分についての情報は少ない。本作がどのようなゲームかは実際にリリースされてみないと……というのが正直なところだ。
……なのだが、ひとつだけ確かなことがある。
擬人化されたゲーム(「キャスト」と呼ばれる)たちが可愛い。これは間違いない確定情報だ。
『バーチャファイター』(1993年10月稼働)や『アフターバーナー』(1987年7月稼働)など、名前は聞いたことはあれど実際にプレイしたことがないタイトルを擬人化されても……と思っていた過去の自分を殴りたい。
擬人化かどうかなんて関係ないくらいに可愛い!!!
しかも、これら美少女キャラクターたちの闇堕ちした姿も描かれるというのだから黙ってはいられない。卑劣。姑息。セガめ……許せない。
セガ新作の卑劣な誘惑に負けてはいけない。「彼を知り己を知れば百戦殆からず」という言葉があるようにまずは情報を集めるのが大切だ。
文/竹中プレジデント
※この記事は『404 GAME RE:SET -エラーゲームリセット-』の魅力をもっと知ってもらいたいセガさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
金髪美少女化したアウトラン
まずは1986年に稼働したレースゲーム『アウトラン』。
真っ赤なオープンカーに金髪美女を乗せて走り抜けるゲームだったことからか、アノード(ライトサイド)・カソード(闇堕ち)ともに金髪スタイルとなっている。
アウトラン(アノード)の服装を見ると、レースゲームの擬人化だけあってか、速度を追求しているのだろう……身体を覆う布面積は極少までカット。すばらしい。
対するアウトラン(カソード)は、ゲームのスポーツカーを彷彿とさせる真っ赤なドレスを着こなしている。気品を感じる。
両人格ともお金持ちキャラなのは、ゲームの車体が高級スポーツカーだったことが影響しているのだろう。
とは言え、性格や言葉遣いは大きく異なる。アウトラン(アノード)は高飛車で言葉遣いが荒いが、アウトラン(カソード)は貴族のお嬢様のよう。一見すると、光と闇人格が逆なんじゃないかとも思えてくる。
……まあでもこのキャスト紹介動画を見た感じ、カソードお嬢様は闇が深くて底なし沼のようなヤバさを感じた。引きずり込まれたい。
【アウトラン(カソード)】
— エラーゲームリセット/404 GAME RE:SET (@404gamereset) February 27, 2023
何でもあげる
何だってあげる
欲しいものなんてひとつもない
だってワタクシはすべてを持っているから
CV:#加隈亜衣#アウトラン#エラゲ#Re404game
テーマはヒーロー? なアフターバーナー
次に見ていくのは、1987年に稼働された3Dシューティングゲーム『アフターバーナー』。
世界的に有名な大ヒット作であるこの人格のテーマは「ヒーロー」のようだ。
アフターバーナー(アノード)は、明るく純粋で真面目で正義感に溢れた王道ヒーローのようなキャスト。
緑と白を基調とした衣装はゲーム内の戦闘機がモチーフだろうか。上着とホットパンツを繋ぐように真っ白な滑走路が走っている絶景に目を奪われる。……よく見るとへそが透けていて心が撃墜された。
一方、アフターバーナー(カソード)は過激なダークヒーロー。非常に闇が深い。衣装も黒に包まれている。
ヒーローとは弱きを助ける者だ。しかし、アフターバーナー(カソード)はそんな弱き者を……無力で、守られるだけの存在を「悪」だと感じている。
そのうえで「誰もが簡単に武器を持てる世界」を目指している。なかなかに過激な美少女である。
太ももが眩しいバーチャファイター
続いては『バーチャファイター』。1993年に稼働された本作は、当時としては珍しかった3DCGで描かれたキャラクターたちが戦う対戦格闘ゲームであった。
格闘ゲームというだけあって「格闘家」として美少女化されており、バーチャファイター(アノード)のほうは「太ももは太ければ太いほどいい!」と言わんばかりに鍛え上げられている(2D)。この下半身から繰り出されるキックの破壊力は凄まじそうだ。
また、性格をひと言で表すと「熱血」。たゆまぬ努力を続ける超絶ストイックな少女だ。
対して、バーチャファイター(カソード)は努力が大嫌い。
強くなるために大事なのはとにかく才能。才能がない者はいくら努力をしても無駄と考えており、才能なき者が努力する姿に虚しさを感じている。
「努力を嫌っている=特訓をあまりしない」のが理由だろうか。バーチャファイター(カソード)の太ももはアノードに比べるとそこまで鍛え上げられているようには見えない(2D)。
お金! お金! お金! なファンタジーゾーン
最後に見ていくのは、1986年に稼働された横スクロールシューティングゲーム『ファンタジーゾーン』。
両人格とも『ファンタジーゾーン』の特徴のひとつであるパステルカラーもそれぞれ盛り込まれていて可愛らしい。
倒した敵が落とすコインを集め、ショップで買い物をすることで自機をパワーアップさせていくRPGのようなシステムだった本作がキャスト化した結果……守銭奴が誕生してしまったようだ。
見た目はキュートで、雰囲気もぽわぽわで愛らしい……のは表向きの顔。裏では言葉遣いも荒く性格もきつめ。報酬のために媚びを売ることもいとわない強かさを備えている。
なお、これはファンタジーゾーン(アノード)、つまりライトサイドの人格の話。
闇堕ちしたファンタジーゾーン(カソード)は、守銭奴と対極にある浪費家。元のゲームがショップで買い物をすればするほど強くなるという特徴からだろうか、お金があればあるだけ使ってしまう。
その浪費っぷりはハンパなく、このゲーム世界を支配しているセガの莫大な軍事費すべてをあっという間に使い切ってしまうほど。宵越しの銭は持たない江戸っ子も裸足で逃げ出す勢いだ。
イラスト担当のゆーげん先生を信じるしかない
ここまで、アウトラン、アフターバーナー、バーチャファイター、ファンタジーゾーン4タイトル(8人のキャスト)について見てきたが、実際のゲームでは約40人ものキャストの存在が確認できた(開発中のゲーム環境にて)。
どんな見た目のキャストが登場するのか……は、残念ながら現状では紹介できないのだが、め───ちゃくちゃ可愛かったのは間違いないので、ゲームリリースを楽しみにしてほしい。
全体的に太ももの描写がすばらしい印象を受けた。セガは太ももで我々の心を弄ぶ気に違いない。
公式Twitterで紹介されているバーチャコップ(カソード)なんて、青少年たちの人生を狂わすようなテカテカな衣装だし……セガは許せないが、イラストを担当しているゆーげん先生を信じてついていくしかない。
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— エラーゲームリセット/404 GAME RE:SET (@404gamereset) March 8, 2023
■キャストデータ紹介⑧
バーチャコップ(カソード)
CV:#悠木碧
「疑わしき者は罰する。
それが犯罪を未然に防ぐベストな方法だよ」
犯罪の芽は即摘み取る。疑わしきは罰する!といった思想の、行き過ぎた正義感を持つ刑事
__________◢#エラゲ#Re404game pic.twitter.com/n9c27fCO0u
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