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リアルタイムに謎解きが展開された「Ave Mujica」の一連の出来事はなんだったのか ― 次回は4月16日に東京某所で

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 ある日、電ファミ編集部宛に差出人不明の荷物が届いた。中にはCD、手紙、Ave Mujicaと書かれた名刺、そして封筒が入っていた。

【手紙1枚目】
どうか…協力してほしい。
▒▒ともう一度会いたい。今となってはもう遅いかもしれない。
ただできるかぎりのことはしたいんです…。

だからお願いします。
どうかこの曲を広める手伝いをしてください。
この曲が多くの人の心に届けば、きっと▒▒に近づけると思うから。

【手紙2枚目】
2023年4月10日12:00
同封している封筒の写真を掲載。

2023年4月10日20:00
封筒を開け、中にある1枚目のポストカードを掲載。

以降、展開がある度に残りのポストカードを順に掲載。

 Ave Mujicaが人なのか、団体なのか、あるいはそれ以外の何かなのかは定かではない。しかし、ある界隈でその名前は話題になっており、電ファミ編集部でもそれは把握していた。

 一方で、▒▒とは人の名前だろうか…? ここだけ読めなくなっている。何にしろ、切実な想いは伝わってくるし、CDの中に収められていた楽曲は、私たちの心に、たしかに響いた。

 そして2枚目の手紙を見たとき、この荷物の差出人が何をしたいのかすぐに理解できた。なるほど、であれば電ファミに協力を求めてきたことにも合点がいく。

 ▒▒という人物(?)の身に何が起こっているのかは定かではないが、私たち電ファミ編集部は、この差出人に協力することにした。

 以下の記事と一連のツイートは、それを実践したものだ。

縺サ繧薙§縺、繧医k縺ッ縺。縺倥↓縺偵?繧?縺吶◆繝シ縺ィ

 一連の出来事の一旦の終了を受け、本稿ではそのまとめをお届けする。

 なお、“一旦”と書いたのは、この展開は今後も続いていくからだ。情報は断片的であるし、何が起こっていたのか分かりにくい構造になっているが、本稿ではその“最初の展開”を詳しくまとめているので、すぐに追いつくことができるだろう。

 ぜひ本稿を読んで、次の展開に備えてほしい。

▓▓▓▓ この物語はフィクションです ▓▓▓▓


ことの始まりは2月

 2月4日、Ave Mujicaのサイトがオープンし、カウントダウンがスタートした。

 4月9日、TACHIKAWA STAGE GARDENにてバンド「MyGO!!!!!」の4th LIVE「前へ進む音の中で」が開催され、会場のエントランスに謎の箱と封筒が展示される。

 なお、それらはライブが終わるころには姿を消していた。

カウントダウンが終了

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 4月10日12:00にAve Mujicaのサイトで行われていたカウントダウンが終了。「この世界のどこかに箱と手紙を届けました。」という文言が表示されるようになる。

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 そして、弊誌「電ファミニコゲーマー」のもとに手紙、『ボンボンTV』などで活躍するYouTuberのえっちゃんさんのもとに箱が届く。箱には“鎖の錠”が掛けられていた。

 以後、このゲームは、電ファミの記事とえっちゃんさんのYouTubeチャンネル「えっちゃんねる/悦子」で展開されていく。

第1の謎

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 4月10日20:00になり、ゲームがスタートした。電ファミの記事が更新され、「生と死、フランス、幻視、哲学的新生、生まれた年」と書かれたポストカードの写真が公開される。

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 これは見えないものが見える幻視の「シャルル・ボネ症候群」で有名なシャルル・ボネを示すキーワードで、そこから連想されるのが、シャルル・ボネの生誕年である“1720年”だ。

 実はこの4桁の数字が、箱の“鎖の錠”の暗証番号になっていたのだ。

 その30分後、「えっちゃんねる/悦子」にて生配信が開始。

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リアルタイム謎解きがスタートし、無事に“鎖の錠”が解錠される。

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第2の謎

 すると、黒い布に包まれた何かが出てくる。

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 重く、瓶のような形状をしており、鎖できつく縛られている。布を外すのも難しい。錠前はまた4桁の数字を入れるようになっていた。

 一方そのころ、電ファミの記事が更新され、数字が羅列されたポストカードの写真が公開される。

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 11✕11の4桁の数字が並んでおり、最初と最後が8888になっている。また、ポストカードをよく見ると、背景にうっすらと「フタゴヲケセ」と書かれている。

 このことから、ペアとなる数字を消せばいいことが分かり、全て消すと「1895」の4桁だけが残る。これが2つ目の暗証番号だ。

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第3の謎

 錠前を解錠すると、赤い液体に入った骸骨が出てくる。

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 時を同じくして、電ファミの記事が更新され、新たなポストカードの写真が公開される。

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 一見すると白紙だが、ポストカードの縁に色が塗られていることに気付く。実はこれがモールス信号になっており、解読すると「check inside my mouth」となる。

 そこで、瓶から骸骨を取り出し……。

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 口の中を調べると……。

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 ラップに包まれたUSBメモリが見つかる。

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 中にはMP4が入っており、再生すると謎のMVが流れる。

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 同じものがYouTubeにも公開されているので、以下からご覧いただきたい。

 そして最後にはQRが表示される。

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第4の謎

 MVの最後にQRコードが表示されるが、そこからこちらのページにアクセスすることができる。

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 ページには先ほどのMVが掲載されているほか、回答フォームが設けられていることから、MVから答えを導き出すことが分かる。正解はMVの中に出てくる単語「BLACKBIRTHDAY」だ。

第5の謎

 第4の謎を解くと、ラジオドラマと立体視画像が表示される。

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 この立体視画像から「DEEP」というキーワードが出てくる。

 先ほどのページをリロードし、回答フォームにDEEPと入力すると、4月16日に東京のとある場所で何かが行われることが判明する。

 果たして4月16日に何が起きるのだろうか。


 以上が今回のゲーム内容だ。

 なお、その後Twitter公式サイトが更新され、一連のコンテンツが一般公開されている。

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