触手好きの方もそうじゃない方もこんにちは、ウツロギノアと申します。
さっそくですが、みなさんは「CARRION」(キャリオン)というゲームをご存じでしょうか?
ホラーゲームに出てくるような触手モンスターを操作して
研究所で暴れまわり最終的には脱出を目指す逆ホラーゲームです。
スタート画面からキモさ全開のこのゲーム
アクションや謎解き要素もおもしろいのですが
それとは違った角度からこのゲームの良さをお伝えしようと思います。
それはズバリ、「かわいさ」です!
文・イラスト/ウツロギノア
かわいさその➀ モンスターだけど全然無敵じゃない。
プレイヤーはこの触手モンスターを操作してゲームを攻略していきます。
最初はキモいと思ってしまいそうですが(すごくにゅるにゅる動く!)
「この子をいかに傷つけずに敵を倒すか」を考えながら進んでいくので、だんだん愛着が湧いてきます。
無双ゲーかと思いきや、はじめは小さい体でスタートするので研究員に数発銃を撃たれるだけで死んじゃいます。
命がけで研究員たちを食べてどんどん大きくなり、体力も使える技なんかも増えていきますが、敵に撃たれ続けるとどんどん小さくなっていき、最終的にはやられてしまいます。
意外とよわい、応援したくなるかわいさ。
かわいさその② 個体ではなく集合体
身体がどんどん大きくなるといっても一つの個体が大きくなる……というより小さな個体が集まって大きくなっているので、ピクミンのような可愛さに近いです。曲がろうとすると後ろの方の身体は曲がりきれなくて壁にぶつかっていたりする。
わちゃわちゃかわいい。
かわいさその③ モンスターらしい特殊能力
モンスターらしくいろいろな特殊能力があります!
実際にゲームをプレイしてどんな力があるのか知ってほしいので、ひとつだけ紹介すると「パラサイティズム(パラサイト)」ができます。
触腕を人間に突き刺して寄生、体を自由に操ります。死体でもOK!
操っている間は本体が動けないところがちょっとまぬけでかわいい。
かわいさその④ 意外と賢い
パラサイトで人間を操ってスイッチを押しに行ったりもできるし、自分でレバーを操作してエレベーターにも乗れちゃう!基本的にダクトや排水溝のような通路を通って移動しますが
人間用エレベーターで移動することもでき、大きい体のままだとぎちぎちになるし
動き出すと体の一部がちぎれて置いていかれたりする(ちゃんと戻ってくる)。
破壊するだけじゃないギャップがかわいい。
他にも撃たれたときに鳴き声がかわいかったり、
「作られたモンスター」というところがストーリー的にエモかわいかったりするのですが
詳しくはネタバレになるので、ぜひ実際にゲームをプレイして可愛さを体感してみてください!
対応プラットフォームはPC(Steam) / Nintendo Switch / Xbox One / PlayStation 4となっています。
私のようなゲーム下手人間でもDLCまでクリアできますし、ホラーな世界観が好きだけどびっくりさせられるゲームは苦手という方にもおすすめです!