7月30日（日）に東京都の「産業貿易センター 浜松町館」で開催されたインディゲーム展示会「東京ゲームダンジョン3」を歩いていたら洗練されたデザインがひときわ目立つとあるゲームを見つけた。
その名も『マジカオス』だ。
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遊んでみると、かわいいキャラクターたちが操作できるビジュアルの可愛さと裏腹に“ガチ”な弾幕バトルが繰り広げられる作品になっていました。
本稿ではそんな本作のカワイイだけじゃない弾幕ゲームとしての魅力についてプレイレポートとして紹介していきます。
文/cookieP
カワイイだけじゃない『マジカオス』の魅力
『マジカオス | MAGIC CHAOS』はPC（Steam）向けにリリース予定の対戦弾幕アクションゲームです。ゲームはバトルロワイヤル方式で進行し、最大4人までのオンラインプレイにも対応します。
キャラクターについては全4種類の魔法少女から選択することができ、タイトル通り“マジでカオス”な弾幕バトルを楽しむことができます。
早速ゲームを遊んでみると、まず戦闘の前準備としてキャラクターから設定します。キャラクターはそれぞれ固有のアビリティを持ち、虚像を配置して瞬時にテレポートできるキャラクターや前方に大きな氷の壁が張れるキャラクターなど個性豊かです。そしてなによりキャラクターが全員かわいいんですよね。
こうしてキャラクターを選んだ後、次に設定するのは「スキル」です。前方に3方向に弾幕を飛ばす攻撃系のスキルのほか、キャラクターから全体めがけて周囲に弾幕を飛ばす拡散系のスキルなど、自分好みの弾幕タイプをメインとサブに2つセットしてバトルに挑めます。
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こうして両設定を終えると、いよいよ筆者と開発者さん2名を交えた計3名での対戦が始まりました。ここで少しゲームルールについて軽く説明をすると、スキルや回避を駆使し最後のひとりになるまで相手キャラクターの3つのライフを削り切ると勝利となります。視点は見下ろし型で展開され、弾幕ゲームでは珍しいいわゆるバトルロワイヤル方式のゲームとなります。
まず本作を遊んで分かったのは、見た目の可愛さと裏腹に“ガチ”な弾幕バトルが楽しめるということ。ゲームタイトルどおり、カオスな弾幕バトルが繰り広げられます。
一般的な弾幕ゲームは基本的には1対1で戦闘することが多いのですが、本作では最大4人のプレイヤーがそれぞれ思い思いにセットしたスキルを駆使して戦うので、画面上で注意すべき標的や弾幕が多いです。それこそ、複数人から狙われたらスキルなしで逃げるのは困難です。
だからこそキャラクター選びは重要で、自分に合ったキャラクターを見つけることが重要な印象でした。特に前方に氷の壁を張れる「ラビ」というキャラクターやブリンクで回避ができる「ゾフィー」などの比較的自衛的なスキルを持っているキャラクターが個人的には使いやすかったです。
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バトル自体はスピード感がありテンポよくゲームが進行することで、1試合が短いながらも爽快な弾幕アクションを実現。また技の組み合わせで数百の戦術が生み出せる点でも本作の戦闘は面白く、本作のカオスを生み出している要因の一つだと考えます。
この奥深い戦略性とほどよいテンポ感のおかげで、ライト層からコア層まで楽しめる弾幕ゲームになりそうな感触がありました。ちなみに、本試遊では開発者さんと白熱したバトルを繰り広げ、ブースは見事な盛り上がりを見せました。
開発者のSUPER STARMINEによると『マジカオス | MAGIC CHAOS』は年内PC（Steam）でのリリースを目標に現在開発中。既にストアページも公開されているので興味があればウィッシュリストに登録してはいかがでしょうか。
また公式X（旧Twitter）では開発情報やイベントへの出展情報も記載されているため、あわせてフォローしておくといいでしょう。
