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『原神』テイワットの7つの国を巡る展示会が8月19日まで開催中。キャラパネルのほか武器など造形物も展示、「ぴょんぴょんキノコ」はやっぱりデカい

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東京・池袋にあるアニメイト池袋本店8Fにて、オープンワールドRPG『原神』の展示会「原神展~たびごころの赴くままに~」が8月19日まで開催中だ。本イベントは、作中に登場する様々な立体造形やアートパネルなどを展示してテイワットの国々をリアルに再現したものとなっている。

「原神展~たびごころの赴くままに~」レポート:テイワットの国々を巡る展示会、キャラパネルのほか武器など造形物も展示_001

カーテンをくぐっていくたび異なる雰囲気の世界観が広がっていくだけではなく、それぞれ写真映えするようなオブジェクトが多数設置されている。また、各エリア内では巨大なディスプレイで映像が放映されている。

なお、今回は東京会場での開催だが、9月20日から10月21日には大阪会場でも同様のイベントが開催される予定である。本稿では、イベントの開催に先駆けて行われたメディア向けの内覧会の模様をレポートする。

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取材・文/高島おしゃむ

じっくり鑑賞したいパネルやリアルな武器も展示されている、自由の国「モンド」エリア

本展のユニークな点は、カーテンをくぐっていくことで別の世界に入り込んだような体験ができることだ。エントランスでは目の前に続く道に向かって歩いて行くように、カーテンをくぐり抜けて『原神』の世界へと入っていくことができる。

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▲こちらがイベントのエントランスだ。ここをくぐり抜けていくことで、テイワットの国々を冒険していくことになる。

カーテンをくぐって最初に目に飛び込んでくるのは風神バルバトスの領域である自由の国「モンド」だ。こちらでは、ジンやウェインティ、アンバー、ディルック、ガイアのパネルが飾られていたほか、弓などの武器も展示されていた。

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▲大きめのディスプレイで映像も楽しむことができる。
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▲キャラクターのパネルだけではなく、リアルに造形された武器も展示されていた。
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▲アンバー、ディルック、ガイアの3人のパネルが並べられていた。

それらに加えて風龍廃墟、西風大聖堂などの風景もパネルとして飾られており、じっくりと眺めたい資料も楽しめる。また、同エリア内にはテーブルと椅子も備え付けられており、こちらでゲームのキャラクターになりきって写真を撮ることもできそうだ。

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▲こちらはダミーバルーンを造形したもの。近くに解説も書かれている。

「璃月」エリアでは「小憩煙火」や「破天の槍」も展示。作品ファンなら見逃せない造形物にも注目

「モンド」エリアからカーテンをくぐり抜けると、今度は岩神モラクスの領域である契約の国「璃月」の世界観が広がる。オリエンタルな雰囲気の「璃月」、建物のデザインなどの装飾品も含めて雰囲気ごと再現されていた。

こちらも巨大なディスプレイに「璃月」をアピールする動画が流されていたのだが、その近くに置かれていたのが精巧に作られた「小憩煙火」である。リアルなサイズ感のほか、上品な模様までも造形されている。

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▲「璃月」のエリアに設置されたディスプレイ。
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▲こちらが花火の筒「小憩煙火」を再現したオブジェ。

この「璃月」のエリアにも、刻晴や凝光、魈、タルタリヤといったキャラクターのパネルが飾られていた。その中でも特に注目したいのが、鍾離のパネルだ。こちらは武器の「破天の槍」も一緒に飾られており、パネルとあわせてサイズ感をリアルに感じることができる。

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▲映えるポイントが用意されていた。
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▲凝光、魈、タルタリヤのパネル。
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▲鍾離のパネルと一緒に飾られていたのが「破天の槍」だ。

また、刻晴のパネルの裏にはティーテーブルが。ちょっとしたフォトスポットなのだが、お茶を楽しんでいる雰囲気のフォトジェニックなスポットとなっているので、見逃さないようにしたい。

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▲刻晴のパネルで見落としてしまいがちだが、こうしたフォトスポットも用意されていた。

幻想的な「鳴神島」の鳥居が設置。夢見の「凶祓い」みくじ掛けもできちゃう「稲妻」エリア

「璃月」から先に進むとたどり着くのが、雷神バアルの領域である永遠の国「稲妻」のエリアだ。こちらで真っ先に目に飛び込んでくるのが、「鳴神島」の鳥居をモチーフにしたフォトスポットである。キツネの像なども再現されており、一際目を引くスポットとなっている。

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こちらのエリアにも、宵宮や八重神子、トーマといったキャラクターたちのパネルが設置されているほか、その場でメッセージやイラストなどを描き込んで飾っておくことができる夢見の「凶祓い」みくじ掛けなども用意されていた。

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▲「稲妻」のエリアには、宵宮や八重神子、トーマのパネルが設置されていた。
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▲こちらでメッセージやイラストを描けるようになっていた。
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▲隣で書いたメッセージは、夢見の「凶祓い」みくじ掛けに貼っておくことができる。
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▲どんなメッセージが貼られていくのかも楽しみのひとつだ。

目の当たりにするとデカい「ぴょんぴょんキノコ」が印象的。「森のブース」を再現した緑でいっぱいの「スメール」エリア

続いて次のエリアに移動すると、草神ブエルの領域であり知恵の国「スメール」のエリアが目の前に広がる。こちらは緑が多数生い茂るような独特の世界を再現しており、エリアの中央には「ぴょんぴょんキノコ」を再現したオブジェなども設置されていた。

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▲ナチュラルな雰囲気の世界が広がる「スメール」のエリア。

また、こちらエリアの見どころのひとつともいえるのが、「森のブース」だ。アジャンタ彫刻店の職人が童話に出てくるアランナラの生息地を参考にして作りあげたもので、木彫りらしいナチュラルかつキュートな仕上がりになっている。

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▲リアルで見ると、そのサイズ感に驚く。

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▲こちらは「森のブース」を再現したもの。

「フォンテーヌ」エリアでは天井から吊り下げられた「アワアワタツノコ」や「マンマルタコ」がかわいい

「スメール」のエリアの隣を抜けると、水神フォカロルスの領域である正義の国「フォンテーヌ」に移動することができる。こちらには「重甲ヤドカニ」や「アワアワタツノコ」、「マンマルタコ」、「ボウシクラゲ」といった生物を再現したオブジェが、床や天井から吊り下げられる形で展示されていた。

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▲「重甲ヤドカニ」のオブジェ。
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▲こちらの「アワアワタツノコ」のように、いくつかのキャラクターは天井から吊り下げられていた。

こちらもリネットとリネなど「フォンテーヌ」に属するキャラクターのパネルが設置されていたほか、フリーナは武器のオブジェも一緒に展示されており、思わず写真を撮りたくなるようなポイントが数多く用意されていた印象だ。

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▲こちらは、リネットとリネのパネルだ。
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▲フリーナのパネルの隣には武器を再現したオブジェも展示されていた。

イラストながら奥行きを感じさせる、エモーショナルな仕上がりの『レイヤードグラフ – 甘雨』。最後まで楽しめる物販コーナー

ひと通り展示エリアを通り抜けると、最後にたどり着くのがショップのエリアだ。すでに公式サイトでも情報が公開されているが、こちらではアクリルスタンドや缶バッジ、Tシャツといったアイテムが取り揃えられている。

他では入手できないアイテムもあるので、最後まで見逃せないエリアだ。

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また、受注商品として『レイヤードグラフ – 甘雨』も販売されており、実物も展示されていた。イラストながら奥行きを感じさせる、エモーショナルな仕上がりだ。

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▲こちらは受注商品の『レイヤードグラフ – 甘雨』。

今回の展示会で特に気になったポイントを取り上げてご紹介してきた。もちろんここで紹介しているもの以外にもさまざまな展示物が用意されており、自ら歩いて見て回りながら『原神』の世界に浸ることができる展示会なっていた。

チケットは当日券も用意されているとのこと。本展が気になる方は、以下の公式サイトで詳しい情報を確認のうえ、夏の思い出のひとつとして本展に足を運んでみてはいかがだろうか。

ライター
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。

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