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ロボアニメの主人公気分が味わえるローグライト×シューティングゲーム『鋼の戦騎 ARMIS』の臨場感がすごい。戦闘中にガンガン通信が入ってきてキャラたちがしゃべりまくる。戦っているあいだも繰り広げられる濃厚ドラマに注目【TGS2024】

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「量産機」で戦場に出撃するロボアニメの登場人物ってかっこいいですよね。
機体の性能だけではなく、腕前と経験で生き抜いているクレバーさが魅力といいますか……

そういうキャラ、お好きですか? そんな方に、ぜひ紹介したいゲームがあります。
そのタイトルは、2025年1月にリリースを予定している『鋼の戦騎 ARMIS』です。

“顔に傷がある髭面の男”が反乱軍に所属し、量産機に搭乗して出撃するという激渋な主人公「レイブン」さんが見られます。名前までかっこいい。

『鋼の戦騎 ARMIS』レビュー。ロボアニメの主人公気分が味わえるローグライト×シューティングゲームの臨場感がすごい_001

この度、幕張メッセにて開催中のイベント「東京ゲームショウ2024」のインディーゲームコーナー「09-W32」にて本作の試遊版を体験できたので、内容を紹介したいと思います。

文/TsushimaHiro
編集/柳本マリエ


油断したら一瞬でゲームオーバー。防御系スキルが強力

本作は、全方位から攻めてくる敵を倒しながら経験値をためてレベルを上げ、ランダムで3つから選択できるスキルによって自機の能力を強化するという、いわゆる『ヴァンサバ』ライクなローグライト要素と、縦スクロール画面に切り替わって高速で敵を蹴散らすシューティングゲームが融合したゲームシステムが特徴だ。

『鋼の戦騎 ARMIS』のストーリーは全5章で構成されており、今回はステージ1-2を体験できた。自機の操作中はゆっくりめの移動速度で、ロボは自動的に攻撃してくれる。

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(画像は鋼の戦騎ARMIS – Introduction Trailer – YouTubeより)

最初はレーザー銃で敵を狙い撃つことしかできないが、敵を倒すと出現する経験値に触れるとレベルアップし、ランダムで3つの中から攻撃や防御スキルを獲得可能だ。

しかし筆者は油断してしまい、いきなりゲームオーバーに……
試遊版とはいえ、しっかりと手応えのある難度を実現している。

次は油断せずに挑み、レベルアップした際に手に入るスキルを厳選してみることにした。最初に自機を守りつつ攻撃できるシールド系のスキルを獲得すると一気に被弾率が下がり、継戦能力が高まって安定感が増す。

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一定時間を生き残ると主人公機は特殊な装置を装着し、宇宙へと出撃。プレイ中にシームレスに縦型シューティングに切り替わり、移動速度が上昇した状態で敵を蹴散らし高速でレベルアップできる。

戦闘中にもキャラがしゃべりまくる。ストーリー演出も骨太

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また、本作に登場するキャラクターはとにかくしゃべる
キャラクターがしゃべるシーンは専用の通信画面のような演出で表情を確認しながら台詞を読むことができ、そこでは現在の戦況に加えて敵の情報やストーリーが進行していく様子が見られる。

通信で話しかけられた際に、「いま戦ってる!戦ってるから!!」と筆者はうろたえてしまったが、この臨場感はまさにプレイヤー自身がロボアニメの主人公目線で戦場を駆け抜けられるゲームだと感じられた部分だった。

本作のストーリーは、冒頭で説明した通り5つの章に分かれている。プレイヤーは反乱軍に所属するパイロットを選択し、帝国軍や地球連合軍との戦いを生き抜くため、人型戦闘用ロボットであるARMIS(Advanced Robotic Mechanized Interceptor System)を操作する。

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本作にエンジニアとして携わっている方に伺ったところ、本作はそれぞれのエピソードで主人公が異なっており、合計で約20人のキャラクターが登場し、シナリオが進行する度に機体も約20機まで選択できるようになるようだ。

今回は試遊版ということで、レイブンは量産機に搭乗して戦ったが、それぞれの機体によって性能なども異なっているという。

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ヴァンサバライク×縦スクロール型のシューティングゲーム+ロボアニメ風の重厚なストーリー……なんだ、この欲張りハッピーセットは。本作は、ロボットアニメの主役級パイロット気分を味わいながら活躍できるゲームとしておすすめできる作品だ。

『鋼の戦騎 ARMIS』は株式会社FORCESと、タツマキゲームズ株式会社、株式会社フランティックが協同して開発中。2025年1月にリリースされる予定だ。本作が気になった方は、Steamストアページよりウィッシュリストに登録しよう。

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また、試遊版を遊んでみたい方は、幕張メッセにて9月29日(日)まで開催されるイベント「東京ゲームショウ2024」のインディーゲームコーナー「09-W32」を見に行ってみてほしい。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23
編集者
幼少期からホラーゲームが好き。RPGは登場人物への感情移入が激しく的外れな考察をしがちで、レベル上げも怠るため終盤に苦しくなるタイプ。自著『デブからの脱却』(KADOKAWA)発売中
Twitter:@MarieYanamoto

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