いま読まれている記事

東京ゲームショウで“爆弾解体”!? あの「どっちかのワイヤーを切るやつ」もマジで体験できる超リアル爆弾解除ゲームが楽しすぎた。「ザ・爆弾」なデザインも良すぎてテンション爆上がり【TGS2024】

article-thumbnail-2409302a

ゲームライターたちの戦場・東京ゲームショウ。そこで各々が執筆を進めていると、突如として編集部から伝令が走った。

「どこかのブースで爆弾を解体できるらしい」

そんな物騒な話あってたまるか!と思っていたのだが、どうやら本当らしい。その実態を確かめるべく、我々ライター陣は、幕張メッセ・ホール1の奥地へと向かった……!

あった! そして現在、爆弾解体の真っ只中。ブース周辺ではプレイヤーを焦らすBGMとともに、解体中のプレイヤーたちの緊張感が伝わってきます。

リアル爆弾解体ゲーム『アイツを救え!』感想・レポート:TGS2024_001

ブース左手ではなにやら怪しい掲示が。

いや、TGSで爆弾作るなよ!!!

「爆弾製造中」という、危険すぎる張り紙がそこに……!あまりのインパクトに、ブース周辺で足を止める人もちらほら。そりゃそうだよな、誰もTGSで学生が爆弾を作ってるとは思わないもん。

リアル爆弾解体ゲーム『アイツを救え!』感想・レポート:TGS2024_002

今回は、そんなインパクト絶大な「日本工学院」さんのブースにお邪魔し、アトラクションゲーム『アイツを救え!』に挑戦した模様をお届けします。

取材・文/Squ
編集/久田晴


開けた瞬間テンション爆上がり! ザ・爆弾がマジで触れる

ゲームの展示会で魅力的なのは、なにも最新ゲームだけではありません。おうちでは触れる機会の少ない「体験型ゲーム」もそのひとつ。なかでも、学生たちの出展するブースには趣向を凝らした様々な作品が展示されています。

今回我々が挑戦したアトラクションゲーム『アイツを救え!』も、そんなゲームアカデミーコーナーにブースを出展している「日本工学院」の学生たちによる作品。通路側に面していたこともあってか、多くの人が挑戦しているようでした。

やっぱ、ゲームメディアとしては威厳(?)を見せておかないと……。という冗談はさておき、ブースに到着した瞬間の圧とワクワク感、超良かったです。現実では絶対ありえないだろうというのは百も承知、でも我々は「あからさまな爆弾」が好きすぎる。こんなの解除できるなんて最高じゃないですか。

「光る!鳴る!DXあの爆弾」くらいのテンションの上がり方してます、マジで。

リアル爆弾解体ゲーム『アイツを救え!』感想・レポート:TGS2024_003

パカ~ッ!

リアル爆弾解体ゲーム『アイツを救え!』感想・レポート:TGS2024_004

限られた時間で爆弾を解除し「社長」を救出せよ

ゲームが始まると、突如社長が誘拐されてしまいます。急展開!犯人から電話が入り、「面白いモノがみたい」と社長を今にも殺めようとする爆弾の解除を提案されます。

爆弾を解除するためのヒントは社長が軟禁されている部屋に用意され、社長と協力しながら攻略を進めることになるようです。

リアル爆弾解体ゲーム『アイツを救え!』感想・レポート:TGS2024_005

解除はいくつかのミニゲーム形式の工程に分かれており、つまみを調節する、よくわからない電子プラグを抜き差しする、キーパッドを入力するなど、「やってみたいヤツ」モリモリの豪華仕様となっています。

中でも驚いたのが、自分たちが抜き差ししたプラグを抜き挿しすることで、入力すべき数字を明らかにするミニゲーム。なんと、プラグを挿す穴の位置を変えるとことで、ゲーム画面に表示されるセグの位置が変化します。

いくつかの組み合わせを試して情報を集めて番号を導き出す必要があるのですが、歯ごたえ以前に技術力がスゴくないか……?今の学生、恐ろしい……ッ!

前任で爆弾解体をされた方や、前前任の方のプレイをみている限りでは、毎回番号も変わる様子。遊べる機会が限られているのがもったいなく感じてしまう……!

リアル爆弾解体ゲーム『アイツを救え!』感想・レポート:TGS2024_006

ゲーム最後には、みんなの憧れ「どっちかのワイヤーを切るヤツ」も登場。心に決めたワイヤーをマジでニッパーで切っていいという太っ腹すぎる仕様となっており、満足度は非常に高め。

文化祭とかで展示されていたら、何度も並んで遊んだ上で隣のクラスにまで言いふらしている自信がある。真の意味で童心に帰れる作品とも言えます。

リアル爆弾解体ゲーム『アイツを救え!』感想・レポート:TGS2024_007
「例のワイヤー」。科学館とかにおいてほしい部類の面白さ。

なお、電ファミ編集部はギリギリのギリギリで解除成功!ほかセクションの攻略時間や、残り時間によっては切断すべきワイヤーを絞り切れないなど“試される”場面もあるとのことで、非常に緊張感のある作品でした……。「解除余裕でしょ」と余裕をかましていた我々でしたが、結構手ごわかったです。

リアル爆弾解体ゲーム『アイツを救え!』感想・レポート:TGS2024_008


東京ゲームショウでは、ゲームアカデミーコーナーが特設エリアとして設けられており、ゲームに関連した多種多様な学校が出展しています。

TGS2024では前年よりも多い55個ブースが出展。会期中には周辺に位置するプロゲーミングチームとしても有名な「ZETA DIVISION」主催のもと、ストリーマーのけんき氏がホストを務める「K Summit 学生ゲームコンテスト」が開催されるなど「学生作品」自体が大きな注目を集めているようでした。

本作を制作した、日本工学院・ゲームクリエイター科は公式Xなども運用しているとのこと。もし、本作の動向に興味がある場合にはあわせてチェックしてみるといいでしょう。

ライター
最近ゲーム業界にサメ映画ブームが来ている気が・・・え? 『スター・ウォーズ』のゲームが出すぎて手が回らない毎日。1日36時間欲しい。
編集者
オーバーウォッチを遊んでいたら大学を中退しており、気づけばライターになっていました。今では格ゲーもFPSもMOBAも楽しんでいます。ブラウザはOpera

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ