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「グラブルフェス2024」で再現された「主人公の部屋」が、『グラブル』主人公の生きた足跡が隅々まで刻まれててエモかった

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Cygamesが誇る人気本格スマホRPG『グランブルーファンタジー』(以下、『グラブル』)の年末と言えば……

ガチャp…「グラブルフェス」!!!!(ですぞ!)

そう、2017年より開催されている『グラブル』年末の大型リアルイベント「グラブルフェス2024」が、今年も12月21日(土)から12月22日(日)の2日間にわたって東京ビッグサイト 東展示棟にて開催されている。

「グラブルフェス2024」イベントレポート:『グランブルーファンタジー』主人公の生きた足跡が隅々まで刻まれててエモかった
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毎年開催されている、騎空士たちにとって定番のイベントとなっている「グラブルフェス」。

会場内では、さまざまなアトラクションをはじめ、『グラブル』の世界観が広がる撮影コーナー、武器などの展示、キャストによるイベントステージ、オリジナルフードやドリンク・物販の販売など見どころ満載だ。

本記事では、『グラブル』の大型リアルイベント「グラブルフェス2024」1日目に参加した筆者が、多くの人で賑わいを見せるイベント会場の様子を紹介するレポートとなっている。

会場でしか味わえないさまざまなコンテンツを堪能することができたので、本イベントに興味を持ってもらえたら幸いだ。

取材・文/fab
編集/竹中プレジデント


大型ゲートをくぐるとまずは「武器」がお出迎え!?

会場は、東1ホールから東3ホールまでひとつの広大なスペースとして解放されており、入場するとまず大型のゲートが待ち受ける。

ゲートの左右に埋め込まれたディスプレイには過去に開催されたイベントの映像が流れていて、騎空士たちのテンションを盛り上げる。ゲートの裏側に描かれた『グラブル』キャラクターの描きおろしのイラストも必見だ。

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そのまま流れるようにゲートをくぐると、「武器」たちがお出向かえ。騎空士がお世話になっている武器たちのリアルすぎるレプリカがズラリと並んでいる。キャラじゃなくて「武器」がユーザーを迎えるなんて、あまり聞いたことがないよ……。

しかもこの武器展示、「グラブルフェス」会場のかなりのスペースを使用している。『グラブル』において、武器が重要な立ち位置にあるからこそなのかもしれない

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今回展示された武器の中には、ルミナスシリーズの火の刀“晩蝉”や水の銃“フレズヴェルク”が初登場している。他の武器とは一線を画す“圧”を感じる超高級な武器を間近で見ることが可能だ。

自身の編成に使用している武器もあると思うので、ディテールまでこだわった重厚感あふれる武器をその目でたっぷりと味わってほしい。

デカくてカッコイイ武器を眼の前で見るチャンスは滅多にないので、今回は筆者もたくさんお世話になっている「セッテ・ディ・スパーダ」通称“シエテ剣”の写真を念入りに撮影してみた

前、横、後ろと、さまざまな角度のものを用意したので、好きなアングルのシエテ剣を堪能してもらえれば筆者としても嬉しく思う。

そのまま武器展示を通り抜けると、騎空士が搭乗する騎空艇「グランサイファー」の展示があり、その奥にはまるで本物みたいな「グランサイファーの甲板」が待ち受ける。

グランサイファーの甲板には実際に乗ることも可能なので、作中のラカムのように舵を取ることも可能だ。

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そのまま進むと見えてくるのが、今にもこちらに襲い掛かってきそうな巨大な「ガレヲン」「スーパーアルティメットバハムート」だ。

雰囲気・迫力ともに満点で、そのスケール感と圧巻の光景に思わず立ちすくんでしまうことだろう。

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再現された「主人公の部屋」が生活の様子を感じさせてくれてエモかった

東1~3ホール内にはところどころに「撮影コーナー」として、ゲーム内で登場するイベントやシーンを再現したフォトスポットが設置されている。

筆者がとくに心惹かれたコーナーは「主人公の部屋」だ。かつて主人公が相棒のビィと共に暮らしていた故郷の「ザンクティンゼル島」の部屋が再現されている。

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「主人公の部屋」

ゲーム内だと断片的にしか見ることができないが、会場内では実際に部屋の中に足を踏み入れることが可能だ。これだけで騎空士であればかなり嬉しいことなのではないだろうか。

部屋の中を見てみると、暖炉にテーブルといったゲーム内で見慣れた光景をはじめ、ゲーム内では見ることができない、使用した衣服が入ったカゴ、細かく身長の伸びを記録した壁のキズ跡、主人公が訓練に使ったであろう木剣、ビィの大好物のリンゴなど、随所に彼らの生活の様子がうかがえるポイントがあってエモい。

さらによく観察してみると、家具の下に積まれた薪の上にカワイイ「ツチノコ」を発見。滅多に人前に現れず、お目にかかれただけでも幸運な未確認生物も部屋に同棲していたようだ。

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他にも、六竜たちが集う屋台「ゐるなす」、イベント「えとキャン」で十二神将たちがキャンプを楽しんだ「シュピーゲルキャンプ場」、「どうして空は蒼いのか」で登場した「カナンの神殿」etc……会場には数多くの撮影コーナーが設置されていた。

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「ゐるなす」

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「シュピーゲルキャンプ場」
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「カナンの神殿」

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「ルナールの鉄火場」

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「アウギュステの海岸」

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「作戦室」

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多くの人でにぎわう「アトラクションコーナー」や「フードコーナー」

ここまでは「見て」楽しむエリアを紹介してきたが、ここからは実際に身体を動かして遊べる「アトラクションコーナー」についても紹介していこう。

「グラブルフェス2024」では、従来の十天衆のアトラクション「十天衆のテラ・ヘッドクォーター」にくわえて、新たに六竜とオロロジャイアのアトラクション「くさびたちのおもてなしアイランド」が登場

とくに新登場の「くさびたちのおもてなしアイランド」は、イベント開場直後から騎空士による長蛇の列が出来上がっており、一時は並べないほど大人気エリアとなっていた。

並べるようになった際にも、90分待ち、120分待ちの案内が出ており、すさまじい盛況ぶりだった。なお、「十天衆のテラ・ヘッドクォーター」も20分~60分待ち。こちらも人がすごい。並んでいる間に周回が捗りそうだ。

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また、「アトラクションコーナー」と同様に長蛇の列を作っていたのが、会場限定で販売しているオリジナルフードを食べることができる「フードコーナー」だ。チラっと除いた際には120分待ちの案内がされていた

今回のコンセプトは、イベント「ビストロ・フェードラッヘ」で登場したメニューがフェス仕様となって販売。さらに「グラブルフェス」おなじみのキャラクタードリンクや天司印の中華まんなども登場している。

さらにサンダルフォンの喫茶室「カフェ ミレニア」ではサンダルフォン特選ブレンドも楽しむことが可能だ。店内の装飾も細かく、撮影スポットとしても立ち寄る価値は大いにあると言えるだろう。

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今回、筆者は「ドラッヘントラウトのキッシュ」と「フェニー&ラジエルの不死鳥の神秘ドリンク」をいただいてきた

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「ビストロ・フェードラッヘ」でヴェインが料理したキッシュは、サクサクとした生地の食感と油の乗ったドラッヘントラウトのしっとりとした食感が絶妙にマッチ。流石、料理上手のヴェインのおばあちゃん直伝という、約束された美味のメニューだ。イベントに登場する美食家・サヴァランが舌鼓を打つのも納得できる。

続いて「フェニー&ラジエルの不死鳥の神秘ドリンク」をいただいてみる。

「神秘」。『グラブル』ユーザーであれば、この単語を聞くとあるキャラクターが脳裏に思い浮かぶのでは無いだろうか。

そう、その名は「ラジエル」。記念すべき『グラブル』10周年記念イベント「HEART OF THE SUN」で登場したキャラクターで、神秘を司る天司だ。(ラジエルの書、ちょうだい)

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やはり、“神秘”というだけあって見た目から神秘があふれている。フェニーを彷彿とさせるドリンクの下部に固まっている赤いイチゴが神秘。そして真ん中のミルクの白色も神秘。そして上部にまぶしてあるチョコも神秘で全体のコントラストが神秘だ。ドリンクカップに描かれている笑顔のフェニーとラジエルも神秘すぎる。

実際に飲んでみると、おいしくて思わず「神秘~☆」と言ってしまった…。

程よい甘さに大きなストローで時折運ばれてくるイチゴの果肉が神秘。段々チョコが溶けてきてミルクと色鮮やかに混ざって神秘。さらに味も変わって神秘。全部飲んだら無くなっちゃって神秘と、この一杯だけで一体どれだけの神秘を体験したのかわからないくらい神秘なドリンクだった…。

ぜひ神秘を味わいたい方は会場にて購入していただきたい。また、ほかにもたくさんのメニューがあるので好きなキャラクターから選んでみるのもいいだろう。

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他にも、『グラブル』が歩んできた10年の歴史を振り返るイベントヒストリーが設置されていたり、オフィシャルキャストに遭遇できたり、「ビィ」「ジョイ」に出会えたり、会場内を歩いているだけでも楽しかった。

さらに東5・6ホールでは、キャラクターが歌って踊るスペシャルライブステージやオフィシャルキャストによるパフォーマンス、ゲーム内に出演する豪華声優陣による楽しいバラエティコーナーなど、楽しいイベントが盛りだくさんとなっている。

『グラブル』年末の大型リアルイベント「グラブルフェス」はやっぱり最高だ。歩いている人全員騎空士で『グラブル』が好きという幸せな空間に自分も身を置いているだけで充実した気持ちになる。

今年10周年という節目の時を迎え、ここから更なる空の旅が展開されていく『グラブル』というコンテンツへのモチベがさらに高まった1日だった。

ライター
気になったゲームは古今問わず遊ばずにはいられない性格。シリーズ物も大好き。 中学生の時に東方Projectに触れてからゲーム音楽へ目覚め、アトリエシリーズと出会い覚醒。普段聴く音楽が9割ゲーム関連となってしまった。 幅広いジャンルのゲームを遊びながら、まだ見ぬゲーム音楽との出会いを求めて日夜探求し続けている。
サブデスク
美少女ゲームとアニメが好きです。「課金額は食費以下」が人生の目標。 本サイトではおもにインタビュー記事や特集記事の編集を担当。
Twitter:@takepresident

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