6月14日は『Dead by Daylight(デッドバイデイライト)』(以下『Dead by Daylight』)が発売された日だ。
『Dead by Daylight』は、2016年6月14日にカナダの会社であるBehaviour Interactiveから発売された作品。のちに、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series、Nintendo Switchなどでも発売されている。
本作の特徴は、生存者(サバイバー)4人と殺人鬼(キラー)1人で対戦する非対称型のマルチプレイゲームであることだ。プレイヤーはゲームを遊ぶ際に、生存者か殺人鬼のどちらかを選ぶことになり、それによってゲーム内容が大きく変わる。
生存者の場合はほかのプレイヤーを含めた4人のプレイヤーと協力し、脱出することが目的。生存者はほかのプレイヤーと協力しながら、マップ中に設置されている発電機を修理していく。修理が完了することで脱出ゲートが操作できるようになり、このゲートを開き、ゲートの向こう側へ行くことができれば、生存者はマップから脱出できる。
一方、殺人鬼の場合は自分ひとりで、生存者を脱出させないように妨害しながら処刑することが目的だ。視点も1人称視点となり、画面内にとらえていない限りは生存者を目視できないようになっている。殺人鬼は攻撃や能力によって生存者にダメージを与えられ、基本的に1回のダメージで負傷、2回のダメージで瀕死状態になる。
瀕死状態の生存者はマップ中にあるフックに釣ることができ、同じ生存者を3回釣ることで処刑も可能。しかし、このときにほかの生存者による「救出」が行われる場合もある。
生存者側はオンラインでつながっている別のプレイヤーとの協力プレイが楽しめ、殺人鬼は孤軍奮闘するという、まったく別の遊び方が楽しめるのが『Dead by Daylight』の最大の魅力だ。生存者のみでプレイする人、殺人鬼メインで遊ぶ人、生存者も殺人鬼も楽しむ人と、プレイヤーによって遊び方はさまざま。
『Dead by Daylight』では、定期的に新しい生存者、殺人鬼が追加されており、映画やゲームなどさまざまな作品とコラボしていることも人気の理由だろう。
映画作品では、『エルム街の悪夢』からフレディ、『悪魔のいけにえ』からレザーフェイス、『リング』の貞子など、有名キャラクターが殺人鬼として登場。ゲームでは『バイオハザード』シリーズのウェスカー、ネメシスが殺人鬼、レオン、エイダ、などが生存者、『サイレントヒル』の三角頭が殺人鬼として登場している。さらに、アニメ『東京喰種トーキョーグール』の金木研が殺人鬼として登場するなど、幅広いコラボが行なわれている。
生存者と殺人鬼でまったく異なるゲーム性、つねにプレイヤーを飽きさせない追加要素などで、長らく愛されている非対称型対戦ホラーゲームが『Dead by Daylight』だ。