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『ヴァレット』は「青春」と聞いてイメージするやつが全部入りのジュブナイルRPG。「謎部活モノ」、「気になる女の子と下校デート」、「お前、あいつのこと好きなんだろ?」……俺もこんな青春を送りたかった!

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みなさーん、“青春”という名前の駅に、忘れ物はありませんか?

「はい、めちゃくちゃあります!」
「学生時代に戻って、やり直したいことがたくさんあります!」
そんな人たちの声が聞こえてきそうです。

でも筆者は、“青春”を駅にごっそり忘れてきた気がする……。
いや、そもそも駅の改札に入れていたのだろうか……?

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もう正直に言うけど、筆者の高校時代は“青春氷河期”と呼ぶにふさわしい代物だった。男子校だったし、無理やり生徒会役員をやらされたし、制服は小さかったし、お金も無かったし。ついでに言うと、お弁当の量も全然足りなかった。
なので「青春とは?」と聞かれても、思わず真顔になってしまう。

でも、まっとうな青春を通ってこなかったからなのか、いまも甘酸っぱい想いや憧れのようなものがある。いわゆるジュブナイルもののゲーム・映画・マンガは楽しいし、やっぱりいいよね、青春。ぜんぶ想像だけど。

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そんな筆者に──
「いい歳こいて、いつまでも未練たらしく青春をこじらせている澤田さんに、ぴったりのゲームがあるんですよ」
電ファミ編集部のKはそう言い放ち、Steamのシリアルキーを一方的に送りつけてきた。それが今回紹介する学園ジュブナイルRPG『ヴァレット/VARLET』だ。

Kが言うことは軽く聞き流し、とりあえずマニュアルを読んでみる。
ふむふむ……。なにっ、 RPGなのに恋愛シミュレーション的な要素もある?
下校時には推しの娘と“デート”もできちゃうくらいの学園生活を満喫できるだと!?

メインビジュアルで描かれているキャラクターたちが、これまた魅力的だ。天才肌のクール系、粗野なのに優しいアニキ、ツンデレなアイドル、委員長タイプなど、みんなキャラが立ちまくっている。
彼らとどのような学園生活を楽しめるのか、いやがおうにも期待がふくらむ。

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べつにイチャラブじゃなくても、気心の知れた仲間との他愛のないやりとりだって、立派な青春だろう。なんとなく、知る人ぞ知る名作『ガンパレード・マーチ』っぽさも感じるし、めちゃくちゃ面白そうだ。

ここだ! 俺の青春はここにあったんだ!

文/澤田アツシ
編集/kawasaki

※この記事は『ヴァレット』の魅力をもっと広めたいフリューと電ファミのタイアップ企画です

“青春”が詰まった異界への扉。それが『ヴァレット』

学園内でささやかれる都市伝説の謎に迫りながら、自身すら気付いていない“自分らしさ”を探すRPG。それが今回紹介する『ヴァレット』だ。

シンプルで戦略性の高いターン制コマンドバトルと、気になる仲間と一緒に電車で下校して親密な関係になる学園生活アドベンチャーという異なるテイストを、“青春”というスパイスでまろやかに仕上げている。そんな本作のお味は、青春に思い焦がれるような筆者にとって、まごうことなく美味であった。

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(学園生活+都市伝説)×RPG=青春

この、文系丸出し数学性ゼロの方程式が、本作の面白さを表す最適解だと考えている。
キャラクターデザインや世界観、戦闘システムといった大きなものから、キャラクターの台詞の端々、UIを構成するアイコンのひとつに至るまで、本作を取り巻くひとつひとつの要素が“青春”に集約されている。

もしかすると、プログラムすら青春で出来てるんじゃないかと錯覚してしまうほど、青春濃度が濃い作品となっているのだ。

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“なんでも屋”SSSでの活動を通じて異界バトルへ

すべてにおいて若さに溢れる本作は、いい年こいた筆者には、いろいろな意味で眩しすぎないか心配であった。だが、これが意外にもすんなり受け入れられる塩梅になっている。

というのも、本作を手がけたフリューは『カリギュラ』『モナーク』そして今回の『ヴァレット』と、学園モノを得意としている。学園モノにちなんだ数々の手慣れたゲーム的な設定により、筆者のようなおっさんでも違和感がなく、そしてたまらなくワクワクさせられるのだ。

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ひょんなことから異界への入口「グリッチ」を発見する

『ヴァレット』の舞台となる輝星学園には、とある都市伝説がある。それは、現実と虚構の狭間に「異界」が存在し、そこには異形の怪物が巣くうというもの。
そして主人公は、この異界への入口となる「グリッチ」を発見し、現実の人間の多くが怪物と入れ替わっている事実を知るのだ。

主人公の学園生活の中心となるのが、「SSS(生活相談室)」なるボランティア部である。
SSSは、生徒からの相談に応じてさまざまな問題の解決にあたる、いわゆる「なんでも屋」だ。失くしものを探したり、校内に広告を掲示したり、生徒の話を盗み聞きしたりと(?)、依頼主のためになる活動を行っていく。

主人公は転校生として学園にやって来て右も左もわからないうちに、半ば強引にSSSへ所属させられ、SSS活動を中心とした学校生活を送ることになるのだ。

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一日のサイクルは登校→勉強→SSS活動→“怪異”との遭遇→下校、といった流れだ

「ずっとオレのターン」が快感すぎる戦闘システム

主人公らのSSSメンバーは、グリッチを通じて異界へ侵入し、そこで「デザイア」と呼ばれる異形の怪物とのバトルを繰り広げる。

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本作のバトルシステムは、RPG初心者でもとっつきやすいオーソドックスなターン形式を採用しつつ、ひねりを効かせたものとなっている。

画面左には敵味方の行動順がタイムラインで表示されている。ただし、常にこの順番通りにターンが進むとは限らない。
というのも、スキルの使用時は直ちに発動するのではなく、ある程度の時間を要する仕組みとなっている。そして、敵がスキルを準備をしている最中に割り込んでキャンセルさせるなど、プレイヤーのテクニックを介在させることで、タイムラインに割り込みができるのだ。

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具体的には、スキルチャージ中の敵に対応するスキルを当てることで「チャージブレイク」、ガード中の敵に対しては「ガードブレイク」が行える。これらのブレイクを決めると、1ステップ分の行動がキャンセルとなる。
さらに、うまくやればブレイクをし続けて、敵を事実上の行動不能状態にすることも。「ずっとオレのターン」状態へと突入し、一方的かつ完膚なきまでにボコせるのだ。

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チャージ中の敵に特定のスキルを当てるとチャージブレイク
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ガード中の敵に特定のスキルを当てるとガードブレイク

ボス戦などでは、バトル中に専用のゲージを蓄積して、そこに特定のスキルを当てることで、敵をスタン状態にさせられる。さらに、この瞬間だけ決められる4種類の専用スキルをブチ込んで最後にフィニッシュを決めると、特大ダメージを叩き込める「モーメンタリータイム」が発動するのだ。これが気持ち良すぎて最高!

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ライター
フリーランス物書き。面白そうなことはとりあえずやってみる系ライター。趣味は子どもと遊ぶこと。子どもと一緒にゲームやって、ドーナツ食べて、バカみたいに笑うのが生きがい。コミュニティFM局「TOKYO854くるめラ」でパーソナリティーもしています。普段は塾講師。
Twitter:@Ashy256

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