9月3日は『ラブプラス』が発売された日だ。
『ラブプラス』は、2009年9月3日にKONAMIから発売されたニンテンドーDS用ソフト。
本作には、優等生の高嶺愛花(たかね まなか)、ミステリアスな小早川凛子(こばやかわ りんこ)、大人びた先輩の姉ヶ崎寧々(あねがさき ねね)の3人のヒロインが登場する。このうちのひとりと恋人同士になり、甘い恋愛生活そのものを楽しめる作品になっている。

ゲーム中では、勉強やクラブ活動、バイトなど、充実した高校生活を送りながら、意中の女の子と仲を深めていく。告白を経て、晴れて恋人同士になる……だけではない。本作では恋人になることがゴールではなく、そこからの恋人生活が『ラブプラス』の本番といえるのだ。


本作はRTC(リアルタイムクロック)というシステムを採用しており、ニンテンドーDS本体の時間と連動してゲーム内の時間や季節が進行する。彼女たちの誕生日やクリスマスなど、RTCによってさまざまなイベントがゲーム内で楽しめるというわけだ。
なお、ゲーム中では、リアルの時間と連動させるリアルタイムモードとは別に、リアル時間とは関係なくゲームを進められるスキップモードも選択できたものの、記念日などの特別なイベントを体験するためにはRTCでのプレイが必須。彼女たちとのリアルな時間を積み重ねることもまた、本作の重要な側面と言える。
また、プレイヤーのニックネームを彼女たちが自然な音声で呼んでくれるという点も、大きな特徴だろう。


マナカ、リンコ、ネネという3人の彼女たちの魅力はもちろんのこと、どこでもデートできるという携帯ハードのメリットも相まって、本作のいつまでも続くかのような恋は、多くの熱狂的ファンを生み出した。