『ペルソナ5: The Phantom X』(以下、P5X)というソーシャルゲームを知っていますか?
大体の人は「いや知ってるけど!?」となると思いますが(なぜなら『P5X』の初リリース日は2025年6月)、お恥ずかしいことにソシャゲにうとい筆者は「えっ、『ペルソナ5』ってソシャゲになってたの?」という体たらく。弁解の余地もございません。
『ペルソナ4』も『ペルソナ5』もプレイしていたのにアンテナが足りていない!
……そんなハチャメチャに出遅れてしまった人間ですが、今さら『P5X』を始めてみたわけですよ。そこで出会ったのが、アンニュイな表情で白衣を着ているこの男。
この「北里 基良(きたざと きら)」という男の “癖” があまりにも強いので、本稿では彼のこじらせっぷりをご紹介します!
※この記事は『ペルソナ5: The Phantom X』の魅力をもっと知ってもらいたいセガさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
交流イベントで垣間見れる「新しい面」がたまらない
『P5X』の主人公は、『ペルソナ5』とは違う人物ながら、普通にイケてる男子生徒です。ペルソナ主人公は毎回顔がいいなぁ。
久々の怪盗感覚を取り戻すためにも、いろいろ遊んでみると……、



「あ~、そうそう懐かしい~!」と在りし日の怪盗ライフを思い出しながらニコニコしてしまいます。喫茶ルブランやミリタリーショップも健在。『ペルソナ5』プレイヤーとして「うわあああ行けるんだあああ」と舞い上がってしまいました。
プレイしていると思い出す『ペルソナ5』のシステム。そうそう、こうだったなぁ。
鬱屈した日々から一転、志を共にする仲間たちが増えていき、仲間と特定のイベントをこなすことで徐々に絆を深めていく……これが「シナジー」と呼ばれるシステム(『ペルソナ5』では「コープ」と呼ばれていた、特定のキャラとの親密度を上げるシステム)。
キャラ固有のサイドクエストをクリアすることでシナジーが開放され、そのあと発生するシナジーイベントで良い回答をしたり、プレゼントをあげたりすることで好感度を稼ぎ、シナジーランクを上げて親密になっていくシステムです。
最終的にはマブダチになったり恋人になったり……!?
たとえばクラスメイトであり怪盗仲間である新井 素羽さんの場合、サイドクエスト「白球が弧を描く日」を開始すると、
「怪盗をするうえで体作りをしたい」とのことで、トレーニングのお誘いがありました。「モチのロンよ」と了承すると、いい笑顔をしてくれます。かわいい。

このようにシナジーランクを上げていくことでゲーム進行に有用なアビリティや報酬アイテムもアンロックされていきます。
シナジーランクを上げることでもらえるアイテムはもちろんうれしいのですが、なによりもイベントによって相手キャラの「新しい面」が垣間見れるところが楽しい。
「いつもこんな態度なのは、じつは隠している理由があるから」とか「今まで誰にも言わなかった事を、俺だけに明かしてくれた」という特別感がいいんですよね!
こうなるともう、みんなとシナジーを深めたい。こんなん時間と体が足りねぇ!!!!


とはいえ始めたばかりだと生活範囲が狭いので人脈も狭い。もっと外出して交流を広げないと。
キャラガチャで出てきた長尾 チヅ子さんというイケBBAも気になっています。こんなんみんな好きじゃろ。物語でどう絡んでくるのか気になってしまうやん……!
イケメン研修医「北里 基良」がこじらせすぎていて気になる
そんな感じでプレイしている最中に大型アップデートが実施され「強そうなキャラが実装されるっぽいぞ!」とワクワクしながらアップデート後に起動したら、
ドーン! カッコいいやつきた!
北里 基良(きたざと きら)
コードネーム「メッサー」
CV.岡本信彦
というイケメンであります!
しかし、美麗イラストから滲み出る「たぶんおそらくかなり……“おもしろい” 男では?」。添えられている文言「シニカルジョーク」も気になるところ。
ということで、まずは北里とのサイドイベント「風変わりなガンナー」を受けて、ワクワクしながらゲームセンターへGO!

すると、そこにはシューティングゲームをしている北里 基良(白衣を着た男)の姿が。初見からすでに香ばしい言動をカッ飛ばしておられる。
言動はアレですが、銃さばきは確かな模様。彼の対戦相手はボコボコにされて逃げてしまい、白衣マンもしぶしぶプレイ終了となりました。まあ、横であんな高笑いされてたら逃げたくなるのは当然でしょう。
その後、主人公がひとりでシューティングゲームを遊んでると、なぜか目をつけられてしまいます。

ヤダ! 高笑い白衣マンにいきなり対戦申し込まれるの怖い!
しかし、会話の途中で知らないお医者さんが邪魔をしてきたため対戦はうやむやに……とはならず、後日ということに。
どうやら白衣マンは研修医のようです。だから白衣なのね。
こうしてなぜか連絡先を交換することになり名前は教えてもらえました。主人公は知らない人とすぐ連絡先を交換するけど、少しは気をつけてください。
最後には「お前が連絡を無視しても、地の果てまで追いかける」と言われる始末。
これが噂の「シニカルジョーク」ってやつか!
いや普通に怖い!!! こりゃだいぶ面倒くさムーブですよ!!!(喜)
「冗談だ」と言いながら本気でストーキングしてくるタイプか? それともビビらせる発言をして、相手がドン引きするのをニヤニヤ楽しむタイプなのか?(涙ボクロは色っぽいですね!)
こういうヤツ、個人的にハチャメチャに気になる!
応対は面倒だけど、慣れれば案外読みやすいタイプかも? ぜったい面倒くさいヤツだけど!!
ということで「もっと親睦を深めてぇなあ~」と思っていたら、さっそく基良イベントが出たので「会う会う会う!!」とチョイス。
えっと、お出かけイベント? とりあえず近場でエエやろ。
「渋谷には映画館もあるぞい」とルフェル(主人公の“ビジネスパートナー”の喋るフクロウ)が言ってくれたのに、なぜかふたりは店内でダベってたりします。キミら映画見なよ!!!
しかし初回の「ウワッ……(引)」となったイベントとは違い、仕事に対して前向きに取り組んでいる様子が伺えたのでよかったです。
最初に様子がおかしいところを見せられたせいで、こういう真っ当な面を見ると安心してしまう。こっちの好感度も普通に上向くってなもんです。
北里さんのカッコいいとこ見てみたい~
そんな北里氏の「バトルでの強さを見てみたい」と思い、試しに戦闘をしてみました。ゲーセン仕込みのガンさばきかと思ったら、普通に刀も使うんですね。
まだメインストーリーなどで出会ってない(ガチャ回したら出てきた)お姉さんたちのあいだに北里氏をそっと挟みます。
さあて、メッサーとやらのお手並み拝見といきましょうか!
つっっっっっっっっっっっっよ!
かっっっっっっっっっっっこよ!
おもしろ面倒くさマン扱いしてすみませんでした!!!
敵に出血ダメージを付与したり、「月下のメス」「深紅のオペ」「闇夜処置」などの医師モチーフ技や「ドクター」&「バスター」といったふたつのモードを使うこともでき、多彩かつ強力!
始めたばかりで手持ちのキャラ育成がまだまだというのもありますが、それにしても強い!!
そしてバトル中も高笑いをするので、とても楽しそう。普段の口調は抑え気味でアンニュイなだけに、職場でいろいろストレスがたまっているのでしょうか。
そのほかにも「これも実験のうちだ」「貴様を実験台にしてやろう!!」といった実験に飢えていそうな発言も気になります。こりゃシナジーイベントで癒してあげないと(責務)。
以下の公式チャンネル動画でも北里氏(メッサー)のカッコいいところが堪能できます!
その後、天に祈りつつガチャを回して無事に北里氏をゲットしました!!

気になるキャラをゲットできるのってこんなにテンションが上がるものなのですね。その後も順調にシナジーイベントを進め、観衆に見守られながら初めての共同作業(協力プレイ)をしたり、

「ひげメガネ」をプレゼントしたらめちゃくちゃ好感度が上がり、とてもイイ笑顔をしてくれました(かわいいね!!!!)。
おそらくこれは北里氏は自分でも無愛想でユーモアセンスが足りてないのを自覚してるがゆえに多少はなんとかしようと陰ながら努力してるからだと思うんですよ主人公のこと実験台にしようとしてくるけど根は本当に生真面目で仕事に真剣だしイイ人だなあと(早口)。
『ペルソナ』は現実では太刀打ちできない悩みをズバッと鮮やかに解決してくれる
いにしえライトゲーマーの自分が「カジュアルでオシャレで楽しい作品がある」という噂を聞いて「それなら自分でもクリアできるかも?」と手を出したのが『ペルソナ4』でした。
オシャレなBGM、クールなUI、思い入れ深まる愛しいキャラたち、なんとも “いま風” な雰囲気に驚いたのを覚えております(難易度も選べたのが非常にうれしい)。『ペルソナ4』のおかげで、続く『ペルソナ5』も臆せず楽しむことができました。
筆者にとって『ペルソナ』の魅力とは、軽やかで明るい雰囲気で包みつつも、現代人の身近な不満を掬い上げている部分でしょうか。さすが源流がメガテンシリーズだと感じます。
日常的に感じる未来への諦観や、個人では解決できない邪悪に対しての鬱屈。現実ではなかなか太刀打ちしづらい問題ですが、ゲームのなかではズバッと鮮やかに解決して溜飲が下がる。
まあ結局は「己の心を律せよ」という論に帰結しそうですが、それができない人もいるし、そういう弱い人にも寄り添おうとする真摯なキャラを描いてくれる。そんなところがいいな~と。
さまざまなキャラクターが二面性をもっているのも『ペルソナ』らしくて大好きです。
どんな人もパッと見のイメージとは違う面を隠し持っている。そこに奥深さと興味を感じるんですよね……! オマエの謎を暴きたい!! てなっちゃう。
そういうワケで、『P5X』に出てくるキャラもみんなよくて、めちゃくちゃ気になってしまいました。このおもしろイケメンとかさぁ!!
筆者のように『P5X』を体験していなかった方の参考になれば幸いです。ぜひ北里氏のこじらせっぷりを実際に味わってみてください!


 
              

























 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                         
                         
                         
                         
                        
 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                