11月28日は『十三機兵防衛圏』が発売された日だ。
『十三機兵防衛圏』は、2019年11月28日にアトラスから発売されたプレイステーション4用ソフト。本作の開発は、『オーディンスフィア』、『ドラゴンズクラウン』などを手がけたヴァニラウェアが担当している。

本作は2015年にプレイステーション4、プレイステーション Vita向けタイトルとして2018年に発売予定と発表された。

その後、2018年11月15日には、PlayStation Vita版の発売中止、そしてプレイステーション4のみで発売すること、さらに発売日が延期することが発表されている。
紆余曲折を経て、『十三機兵防衛圏』は2019年11月28日についに発売。
その後、年末年始にかけてゲームライターやゲームクリエイターらが『十三機兵防衛圏』を絶賛する様子が発信され、本作はより多くのゲーマーから注目されることになり話題が爆発、年明けの2020年1月にはアトラスが品薄状態を公式にアナウンスする事態となった。

なお、当時の詳しい経緯や内容は、下記記事も参照してほしい。
『十三機兵防衛圏』は、13人の少年少女たちによる群像劇が描かれている。ゲームは、さまざまなキャラクターと話しながら進むアドベンチャーパート(追憶編)、機兵と呼ばれるロボットに乗り込み街を襲う怪獣と戦うシミュレーションパート(崩壊編)、そして物語の真相や時系列を読み解くアーカイブ・データベースパート(究明編)の3つのパートで構成されている。


『十三機兵防衛圏』は「13人の少年少女たちが世界を守るために機兵に乗って戦うゲーム」というロマンあふれる魅力的な設定はもちろんのこと、実際にゲームを進めていくと、世界に秘められた謎、少年少女たちの数奇な運命など、壮大な物語が明らかになっていくという構造も大きな魅力だ。

シナリオは難解で入り組んでいるものの、全体像を掴んだときには大きな感動、興奮に包まれるはずだ。完成度の高いシナリオが、『十三機兵防衛圏』が評価された最大の要因であることは間違いないだろう。
