理想と現実をかけ合わせ、本気で選んだ最高の移住先ベスト3
さて、ヘテロシティのことはだいぶ理解できました。ということで、これまでの下見調査をすべて踏まえたうえで、ひとりの移住希望者として「住むならここだ!」と決めた物件を発表します。
本作はタワマンやアパートなど物件も購入(ハウジング)できるので、実際に購入できる物件からベスト3を選んでみました。数ある魅力的な物件の中から、駅徒歩・周辺施設・内装など、これまで得た情報を活用しながら比較していきます。
第3位「パレス雲都」(ニューホランド)
利便性とステータスを極めた、都会の摩天楼生活
立地と周辺環境:
コンビニがエントランスから見えるくらい近く、最寄りの「カミラ駅」まで徒歩3分ほど(体感)。ニューホランドの中心地に位置しており、21階から見下ろす夜景は圧巻です。まさに、成功者の住処。

選定の決め手:
圧倒的な広さ、高級ホテルのような内装、ニューホランドの一等地。しかし特筆すべきは、この街では珍しい「独立トイレ」でした。バス・トイレについては一体化されている物件が多いなか、ここはしっかりとセパレート。

しかしこのとき、筆者はまだ気づいていませんでした。自分がこれほどまでに水回りの構造に精神を支配されていることに。

都会の刺激を浴びつつ、家では静かに自分を取り戻したい人には最高の物件です。
第2位「レジスEDEN」(橋間地)
“隣のポテト” が誘惑してくる危ない生活
立地と周辺環境:
最寄りの「ミズキ駅」まで徒歩3分ほど(体感)。7階という高さも、街の活気を感じながらプライバシーも守れるところがちょうどいい。この高さであれば虫に怯える心配もないでしょう。
しかしながら、すぐ隣には24時間営業のファストフード店「カジマ」があるため、自制心が試される立地です。
惜しくも2位となった理由:
立地も内装も申し分なく、1位を獲るポテンシャルはじゅうぶんにありました。……が、どうしてもひとつだけ、受け入れがたい “設計のクセ” があったんです。
「浴槽がバルコニーにある」という、特大のクセが。
どうして……???
“開放感” と言えば聞こえはいいですが、冬の寒さはどうするの? 外から丸見えじゃない?(タワマンならまだしもここは7階)
さすがに、どれだけ立地がよくても「風呂が屋外」という違和感を拭い去ることができず、2位にとどまりました。せめて屋内にもシャワーなどがあったらまた違ったんですけどね。
第1位「メゾンVINA」(絵空町)
“普通” の贅沢がここにある、生活動線の完成形
立地と周辺環境:
商店街とコンビニが目と鼻の先にあり、最寄りの「絵空町駅」までも徒歩5分ほど(体感)。5階という「仮にエレベーターが点検中で使用不可だったときも自力であがることができるギリの高さ」も含め、すべてが生活者にとって心地よい距離感でまとまっています。

1位に輝いた最大の理由:
圧倒的に「ここがいちばん落ち着く」と感じました。決め手はシンプルです。
浴槽とシャワーが同じ空間にある。
この、日本人にとってあまりにも当たり前の構造が、ヘテロシティの奇抜な建築群のなかでは究極の癒やしに感じられました。欲を言えばトイレも独立していてほしいですが、これくらいシャワーから離れていたらまあいいでしょう。
ここでなら快適に暮らしていけそうです。

ちなみに、ベスト3には入らなかった個性派な物件についても軽く紹介させてください。
個性派物件「天景の館」(ミゲル区)
ロンバス湖と高層ビル街を一望できる高級レジデンス。しかしながら、そもそも浴槽がない(シャワーのみ)という事実に愕然。浴槽を置ける場所はじゅうぶんにあるのになぜ。

ここは住む場所というより、たまにリフレッシュのために訪れる別荘地や、デートスポットとしての価値が高いように感じました。
個性派物件「シルヴァ邸苑」(橋間地)
丘の上に佇む閑静な一軒家。周りに高い建物がないため、ここから見るニューホランドの夜景はヘテロシティでいちばん豪華かもしれません。

しかし丘の上という立地上、周辺にコンビニや飲食店が皆無。「買い物を終えて帰宅したあと買い忘れに気づいたときの絶望感」を想像するだけで出不精の筆者は苦しくなります。
なにより、筆者がつっこまずにいられなかったのは、浴槽とシャワーの動線でした。
まず浴槽だけが独立しているのですが、これはもう目をつぶります。問題は、シャワーがだいぶ奥にあること。
右手奥に進んでいきます。すると、
まずトイレがあってからの、シャワー!(であればトイレの位置に浴槽を置いたほうがいいのでは?)
もちろん、このスタイルの文化があることは理解しています。イギリスに住む友人の家に行ったときも、フランスに住む友人の家に行ったときも、浴槽だけの部屋がありました。
しかし筆者は、浴槽とシャワーが同じ空間にある風呂に入りたい!
上記の理由であえなく選外となりました。そして、駆け足ながらもランキングを書き終えて気づいたことがひとつあります。
さっきから風呂のことしか言ってなくない?
エリアごとの性格やら利便性やらあれほど調べてきたのに、筆者の評価軸を最後に支配していたのは「風呂」でした。ここまで風呂にこだわりがあると思っていなかったので “新しい自分” の発見です。
地域の文化や風土といった大きなテーマに挑んだはずの下見調査が、いつの間にか「ヘテロシティでいかに快適な入浴時間を確保するか」にすり替わっていました。
しかしながら、移住とはそういうことなのかもしれません。
華やかなネオンや便利な施設も大事ですが、最後は「自宅でどうリラックスできるか」。それが、この街で暮らす豊かさを左右する。これから『NTE』を始める方の物件選びの参考になれば幸いです。
ここまで本作の本筋についてほぼ触れてこなかったので最後に軽く説明させてください。
『NTE』は、上記で紹介した巨大都市「ヘテロシティ」が舞台のオープンワールドRPG。ここでは異象(アノマリー)と呼ばれる超常現象と人間が共存しています。プレイヤーは異象ハンターとなり、仲間たちと一緒に「異能」を駆使して事件を解決していく、というのが大まかなあらすじ。


異象討伐(異能バトル)だけでなく、車の改造やカフェ経営といったやり込み要素がたっっっくさんあるので、遊び方は人によって大きく変わると思います。
ハウジングについても物件選びはスタートにすぎません。インテリアショップで好きな家具を買い、自分好みの家にしていくことができるので時間が溶けることは目に見えています。
冒頭にも書いたとおり、筆者は「いま自分が生きている現実世界に近い世界が舞台であるほど心がときめいてしまうタイプ」なので本作のリリースを本当に楽しみにしていました。実際に自分の足でヘテロシティを歩いてみると、きっといろんな驚きがあると思うので気になった方はぜひ体験してみてください。
おすすめはやっぱり映画館です。








