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「Bilibili World 2026」の『トリッカル』ブースに行ったら、見渡す限り「スピキ」だった。「チョワヨー」がノンストップで鳴り響く。目も耳も脳まで「スピキ」に支配される

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「Bilibili Worldにきませんか?」

電ファミ編集部に届いた一通のメール。声をかけてくれたのは、Bilibiliの『トリッカル』の担当者さんだった。

「Bilibili World」といえば、アジア最大級のアニメ・ゲームイベントとして耳にしたことがある人も多いだろう。2026年は7月10日~12日の3日間にわたって開催された。

しかもどうやら近年の「Bilibili World」はゲームの盛り上がりが増しているとのこと。アニメや漫画をおさえて、いまもっとも熱いエンタメがゲームなのだという。

そこまで言われたら行くしかない。フリーダムを極める『トリッカル』運営がどんなブースをお出しするのかも気になる。

そんなわけで、電ファミ取材班は海を渡り中国は上海へ。さっそくお目当ての『トリッカル』ブースへと足を運んだのだが……『トリッカル』はやっぱり『トリッカル』だった

取材・文/竹中プレジデント


『トリッカル』ブースは視覚も聴覚もすべてが「スピキ」に支配されていた

目的地に到着した瞬間、我が目を疑った。そこに展開されていたのは、見渡す限りの「スピキ」だらけの領域だったのだ。

まるでランドマークであるかのようにブース上部にそびえ立つ巨大な「スピキ」。視線を下に落としても「スピキ」パネルが来訪者を迎える。

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そして耳をすませば、いやすまさなくても「チョワヨー」という「スピキ」の鳴き声がブース一帯にノンストップで流れ続けている

ここは『トリッカル』のブースなのだろうか? いや、そうなのだろうが、ほらもっとこう……配分というものがあるんじゃないだろうか?

ブースの撮影スポットでは、時間帯によってコミーやバターに扮したコスプレイヤーさんの姿も拝めるようだった。

「スピキ」のコスプレイヤーさんが10人くらい集結しているのでは……? と身構えてしまったが、さすがにそれはないようだ。申し訳ないが、それもちょっと見たかった。

また、ブース内ではイラスト展示コーナーも。もちろんここも「スピキ」だらけである。

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イラストを眺めていると、シールが手渡された。恐らくお気に入りのイラストに貼るものだろう。もちろんこのシールも「スピキ」だ。やりたい放題である。

ちなみに、本作の看板キャラであるはずのコミーも一応そこにいた。……いたのだが、申し訳程度にちょこんと佇んでいるだけ。

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舌をペロペロと回している姿も、心なしか哀愁を帯びているように見えて笑ってしまった。

ここまで全力で「スピキ」を押し通す潔さ、頭の中で思わず「あっぱれ」の文字が浮かぶ最高の空間だった。

Bilibili担当者さんにブースを案内してもらいました

目も、耳も、脳まで「スピキ」で満たされた後は、Bilibiliの担当者さんに付近のブースを案内してもらえることに。至れり尽くせりである。

すぐ近くの『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』のブースから何者かによるすさまじい絶叫が鳴り響く(恐らくステージイベント)なか、ブース巡りが始まった。

1.『三国火鳳燎原』(仮称)ブース

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最初に向かったのは、現地で絶大な人気を誇る漫画を原作とした『三国火鳳燎原』(仮称)のブース。司馬懿と燎原火(のちの趙雲)というふたりの主人公の視点から、三国志の世界を緻密に描き直した一作だ。

ブースには気合の入った撮影スポットが用意され、時間帯によってはコスプレイヤーさんが登壇して撮影会も行われるようだった。ブースを訪れた際にはちょうど開発陣がメディアの取材を受けている最中で、カメラマンに囲まれていた。

人気タイトルを原作とするゲームということで、原作ファンとおぼしき来場者がブースを訪れていた。

2.『エスケープ フロム ダッコフ』ブース

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おつぎにお邪魔したのは『エスケープ フロム ダッコフ』ブース。

本作は見下ろし型のPvE脱出シューター。その硬派なゲーム性を、まるっと「かわいらしいアヒル」の皮で包んでいるのがこのタイトルの妙だ。リリースは2025年10月16日、Steamレビューでも「非常に好評」を獲得している。

このギャップは、ブースにもそのまま持ち込まれていた。ブースには、ゲーム内に実際に登場する装備の展示エリアと、試遊エリアが用意されていた。

そして、筋トレに励む(?)イケメンのお兄さんたちの姿も。来場者は彼らにカメラを向け、パシャパシャと撮影していた。

3.『るぅみマスター』ブース

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3つ目に訪れたのは、日本でも2026年5月にCBTが行われた『るぅみマスター』のブースだ。年内にグローバルリリースを予定している。

「るぅみ」と呼ばれるモンスターを仲間にして冒険する収集×育成RPGなのだが、とにかくテンポよくポンポンとモンスターを捕まえられるのが特徴のタイトルだ。

ブースでは試遊エリアと撮影スポットが展開され、訪れたプレイヤーは「るぅみ」たちのかわいさに癒やされていた。

4.『Guild Wars: Dueling Heroes(ギルドウォーズ:デュエリングヒーローズ)』ブース

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最後は『Guild Wars: Dueling Heroes(ギルドウォーズ:デュエリングヒーローズ)』のブースへ。本作は、『Guild Wars』(激战)のIPライセンスを取得して開発中の新作カード対戦ゲーム。5×3マスの盤面に指揮官と手札を配置して戦う、戦略性の高いタイトルだ。

ここは試遊がメインで、なんとグローバル最速の先行プレイが可能な状態になっていた。

今回は概要をうかがうにとどまったが、案内してくれたBilibiliの担当者さんは別日に試遊したそうで「めちゃくちゃおもしろい!」と太鼓判を押していた。


ちなみに、ここまで訪れた『トリッカル』も、Bilibiliの担当者さんに案内してもらった各ブースも、その舞台はすべて「ホール4」だ。とにかく広い。人も多いため、ひとつのホールを見て回るだけでも1時間以上は平気でかかってしまう。

また、案内の途中で立ち寄った『凡应(BRINGER)』のブースでは、配布されていたショッパーに目がいった。本作は開発中のタイトルだが、会場を歩いていると、これをいちばん外側にして提げて持ち歩く来場者がちらほら見受けられた。

作品全体のビジュアルもよく、リリース前ながら注目度の高さがうかがえる。日本での本格的な情報発信はまだこれからのようだ。続報を待ちたい。

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舞台は「浄海(じょうかい)」と呼ばれる、白い粒子の激流がうねる過酷な世界。人類は巨大な移動生物の背の上に都市や村を築き、巨獣と共生・抗戦しながら生きているという、壮大な世界観で作られたタイトルのようだ。

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ひと通り案内してもらったあとは、せっかくなので会場全体を自分の足で回ってみることに。見渡してみて、頭ひとつ抜けた存在感を放っていたのが『アズールレーン』だった。

普段よりどこか奥ゆかしい佇まいながら、それでも滲み出る存在感はすさまじいのひと言。会場のいたるところでキャラクターのイラストが目に飛び込んでくるし、ブースはといえば人で溢れかえっていた。

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コスプレイヤーさんの撮影に人だかりができていた。この文化は中国でも変わらず人気のようだ。

その熱気にあてられ、いったんホールの外へ避難。すると、その隣には、同じくゲームエリアの「ホール3」が広がっていた。

足を踏み入れてみると……そこにあったのは『ブラウンダスト2』のブース。そこから少し歩けば『勝利の女神:NIKKE』のブースがあり、最奥にはなんと『ブルーアーカイブ』のブースまで。まさに、お紳士ロードを歩んでいる気分だった。

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『ブラウンダスト2』のブースはいつ通りかかっても、こんな感じだった印象。ちなみに、ブース裏でもプチ撮影会が開かれていた。

いや、それだけではなかった。よくよく見渡せば、ホール3には『崩壊:スターレイル』『鳴潮』『アークナイツ』『アークナイツ:エンドフィールド』、そして『白銀の城』と、美少女キャラのビジュアルが際立つタイトルがずらり。……ここは楽園か?

「Bilibili World」、いいところだ。

編集者
美少女ゲームとアニメが好きです。「課金額は食費以下」が人生の目標。 本サイトではおもにインタビュー記事や特集記事の編集を担当。
Twitter:@takepresident

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