2026年7月10日〜12日、中国・上海で開催された総合ACGNイベント、BilibiliWorld 2026。世界30以上の国・地域から延べ40万人が来場し、170社もの出展者が参加するなど大きな盛り上がりを見せた本イベント。
ゲームが集まるホール4.1には、4Divinityがパブリッシュを務める『ガンズ・オブ・エスカトン(Guns of Eschaton)』、『Sword Sage: Awakening』、『A Whisper Of Fall:Jinyiwei』の3タイトルが試遊出展されていた。
本稿では、『Sword Sage: Awakening』、『A Whisper Of Fall:Jinyiwei』の2タイトルを紹介しつつ、試遊を行った来場者のコメントをお届けしていく。
なお、『ガンズ・オブ・エスカトン』のプレイフィールについては、下記記事を参考にしてほしい。
取材・文/豊田恵吾
『Sword Sage: Awakening』
本作では、架空の修仙世界(中国の伝統的な思想や道教の神仙信仰をベースにしたファンタジー概念)が描かれており、主人公の三娘(San Niang)が中国武術・剣術を駆使しながら、「剣聖」へと至る姿が展開される。
『SEKIRO』に似たアクションゲームとなっているのだが、スタミナの概念がなく、回避アクションも取り入れていないことが特徴。独自のカウンターシステムにより、敵の攻撃を踊るような動きで捌き、反撃を行うことが可能となっている。
カウンターシステムは、中国伝統武術の戦術原則“避青入紅(ひせい にゅうこう)”を取り入れたもので、「敵の刃や武器(青)の軌道を力で弾くのではなく華麗にかわし、その直後に生まれる隙を突いて敵の急所(紅)へと鋭く反撃する」という剣技の極意を意味している。
ボタンを押すと任意に防御態勢をとることが可能で、その状態で右スティックを上下左右のいずれかに入力すると敵の攻撃に対して上段、中段、下段の構えをとる。
タイミングよく構えると「避青」が発動し、三娘が青い残像を残して攻撃をかわす。また、敵の攻撃方向に合わせて避青を発動させると、赤い閃光とともに反撃の「入紅」が発生。前述したように本作では回避アクションがないため、敵の攻撃方向を見極めて、避青から入紅へつなげることが求められる。
つまり、敵の上・中・下の攻撃に対応する必要があるため、難度は少し高いのだが、決まったときの爽快感は格別なものとなっている。
また、アクションが苦手なプレイヤーも安心の要素があるようで、特定のアクセサリーを装備するとボタンを押すだけで自動的に避青入紅を発動。腕前に自信がない人でも楽しめるものになっているそうだ。
<試遊した人の声>
ビジュアルが気になってプレイしてみたのですが、爽快感があっておもしろかったです。ただ、操作が難しく、クリアはできませんでした。
『SEKIRO』ライクなゲームだと思いますが、敵の上中下の攻撃に合わせて対応する必要があるので、そういった点は独自性があり、おもしろいと感じました。操作するキャラクターも女性キャラですし(笑)。
『A Whisper Of Fall: Jinyiwei』
明王朝末期を舞台にしたアクションRPG。主人公は密偵として錦衣衛北鎮撫司(明朝の皇帝直属の秘密警察・特務機関である「錦衣衛」の内部組織)へ潜入。
表向きは錦衣衛として任務をこなしつつ、裏では別組織から課せられた依頼を遂行するという、二重スパイのような形で暗躍することになる。
基本操作は、攻撃のほか、内功を使うと真気ゲージがたまり、ゲージが満タンになれば強力な武学絶技を繰り出せるというもの。戦況に応じて流派を切り替えて戦えるものとなっている。試遊では「太初帰玄剣」と「千秋刀法」の2種類の流派、それぞれの特徴を味わうことができた。
本作には回避中からの反撃や、直前にボタンを押すと発動する弾き返しがあり、敵の体勢ゲージを満タンにすると隙が生まれ、そのときに攻撃することで大ダメージを与えられるようになっている。
基本操作がわかりやすく、動きも軽快で、『SEKIRO』に近いプレイフィールという印象だった。
<試遊した人の声>
もともとフロム・ソフトウェアのゲームが好きなので、似たような雰囲気を感じたので遊んでみました。
明王朝時代が舞台となっていて中国人にとっては親しみやすい。今回遊べたのはバトル部分だけだったので、物語がどうなるのかも気になった。難度はそれほど高くはないかな? 操作に慣れていないので、慣れたら爽快感はもっと上がると思う。
プレイし終わったときの満足度は高かったので、発売されたら購入すると思います。










