人気ホラーゲーム『Five Nights at Freddy’s』大型新作が開発へ。全過去作のPlayStation、Nintendo Switch向けHD移植も明らかに

 人気ホラーゲーム『Five Nights at Freddy’s』(以下、FNAF)の作者であるScott Cawthon氏が、同シリーズの今後の展開についてSteamフォーラム上で語った。

 氏の報告によれば、現在は同シリーズ初となるトリプルA級の新作が予定されているという。計画段階であり、「進捗0%」と実際の開発には一切着手していないものの、いままでにない大きな予算で取り組む考えであることを明らかにした。

 さらに氏は過去作すべてのHD移植も発表しており、こちらはフランスのClickteamとすでに開発に取り組んでいるそうだ。対象プラットフォームはPlayStation、Xbox、Nintendo Switch、iOS、Android。リリース時期は明らかにされておらず、進捗は「20%」とされている。

(画像はSteam | Five Nights at Freddy’sより)

 『FNAF』は2014年8月に初代がリリースされたホラーゲームだ。ゲーム内では、アミューズメント型ピザ屋の夜間警備を任された主人公が、夜な夜な動き出し人間を惨殺するマスコットの動物ロボットたちに襲われる。プレイヤーは警備部屋から監視カメラで彼らを見張りつつ、電動ドアで襲撃を防ぎ、翌朝まで生き延びなければならない。

 ゲーム内の施設の電力は有限で、カメラや電動ドアを使うと急速に消費されてしまう。このゲージ消費の緊迫感や謎が謎を呼ぶストーリーが好評となったほか、そのわかりやすいゲームデザインから国内外の人気配信者にも取り上げられ、一躍して『FNAF』は人気シリーズとなった。

 現在までナンバリングシリーズ4作と『FNAF WORLD』『Ultimate Custom Night』などのスピンオフ作が複数発売。さらにはハリウッド映画化も進行中と、個人が生み出した『FNAF』は巨大なフランチャイズへと成長した。なお作者のScott Cawthon氏は、同シリーズで成功する前は1ドルショップ(日本における100円ショップ)に勤務していたという。

 Scott氏はトリプルA級の新作やHD移植のほかにも多数のプロジェクトの存在を進捗度とともに明らかにしている。まず映画版『FNAF』に関しては、現在スクリプトの制作が遅れているが進んではおり、初代『FNAF』から『3』までの世界観で制作されているそうだ。

 Steel Wool社と取り組んでいるVR向けタイトル『FNAF VR』(40%完成)は、姉妹店でFuntime Freddyを修理する遊びがゲームの一部として盛り込まれている模様。氏はゲーム内で失敗して飛び上がり、テストが怖く息子のブレーデンにプレイさせたという。また、初めてクラシックバンドの舞台パフォーマンスを見ることができるとも予告されている。

 このほか、AR向けとなる『FNAF AR』(10%完成)や、次に制作したいがまだ正式決定はしていないファン向けの無料ゲーム『FNAF:Into Maddness』(0%完成)。さらにはScholasticによる新たな書籍シリーズ(20%完成)が計画されており、5作シリーズでそれぞれに短編エピソード3つが収録されることが明らかにされている。

 発売から4年が経った『FNAF』シリーズだが、まだまだその勢いはとどまるところを知らない。

文/ishigenn

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