ワーナー・ブラザース・ピクチャーズはハリウッド実写映画版『名探偵ピカチュウ』(POKEMON Detective Pikachu)の第一弾となるトレイラーを公開した。米国では2019年5月10日に公開予定。
2分21秒の映像では、妙に現代都市風味に味付けられた「ライムシティ」と、行方不明となった父ハリーを探すティム・グッドマン、そして探偵であるハリーの元相棒ピカチュウが映し出されている。
ティムを演じているのはジャスティス・スミス、そしてピカチュウの声を担当しているのは最近は『デッドプール』でデットプールを演じたライアン・レイノルズである。トレイラー1分10秒ごろから流れる従来の大谷育江のピカチュウ声を交えたシーンは必聴だ。
なお、映画版の渋い中年男性のようなピカチュウの声は、原作であるゲーム版『名探偵ピカチュウ』から続くもの。ゲーム版での声は『鋼の錬金術師』のロイ・マスタング役や『ひぐらしのなく頃に』の富竹ジロウ、『攻殻機動隊 S.A.C』のサイトー役で知られる大川透が担当しており、「かわいいピカチュウがダンディに振る舞う様子」が面白おかしく描かれている。
映画版『名探偵ピカチュウ』の監督はロブ・レターマン。キャスリン・ニュートン、渡辺謙、ビル・ナイなど、豪華俳優陣を迎えて制作が進められている。日本国内では東宝が配給予定だ。
文/ishigenn