アキバeスポーツ評議会は、「アキバをeスポーツの聖地にするために」というスローガンを掲げ、秋葉原に店舗や会社をもつ企業がeスポーツで対戦する「アキバトーナメント」を開催すると発表した。
12月9日(日)14時より、ソフマップAKIBA2号館 2階 eSports Studio AKIBAにて行われる。また、当日の様子はニコニコ生放送・Youtubeでも中継される。
参加企業は総勢14社。参加チームには取締役以上が必ずひとり参戦するというルールが設けられており、各社の威信をかける戦いとなっている(特別枠の浅井企画、インプレス、グラチアを除く)。
参加企業とトーナメント表は以下の通り。
Akiba.TV株式会社
合同会社 AKIBA観光協議会
株式会社 浅井企画
株式会社 イオシス
株式会社 インドア
株式会社 インプレス
MSY株式会社
クラーク記念国際高等学校
グラチア事務局
株式会社 壽屋
株式会社 サードウェーブ( ドスパラ)
株式会社 ソフマップ
株式会社 タイムマシン
株式会社 Project White(ツクモ)
eスポーツで争うゲームタイトルは『ロケットリーグ』。
ジャンプやロケットダッシュが可能な車を操ってサッカーを行うゲームで、実在のスポーツにうまく架空の要素を練り込んでオリジナリティを出したスポーツタイトルだ。
有志による賞金額ランキングサイト「e-Sports Earnings」の2018年12月時点のデータでは、賞金総額約400万ドル、18位にランクインしている。
今回のアキバトーナメントを主催するアキバeスポーツ評議会の議長となるのは株式会社タイムマシン代表取締役社長・大井裕信氏。副議長は株式会社ソフマップ代表取締役社長・渡辺武志氏、ならびにMSY株式会社取締役・秋山昌也氏の両名。
開催の経緯について、大井氏は次のように語った。「もとは飲みの席から始まったんです。せっかくアキバにいるのにeスポーツがあまり盛り上がっていないよねということで、これはもうひとつひとつの店が単独でよりも、アキバの店がみんなで協力しあって、eスポーツをアキバから発信できるようなイベントをやりましょうと。」
続いて会場では、トーナメントの抽選とともに、各社の意気込みが述べられた。
ソフマップ代表取締役社長・渡辺武志氏は、「頑張って決勝まで残りたいです。なるべくドスパラさんと当たりたいと思っております(笑)」とライバル意識を見せた。
中古家電買取販売ショップ、イオシス代表取締役・中本直樹氏は、「ソフマップをぶちのめしたいなと思っております」と挑発。
PCショップ「ドスパラ」を展開するサードウェーブ取締役副社長・榎本一郎氏は、『ロケットリーグ』をゲームの上手い部下に教わり、練習中だという。しかし、思ったよりも難しく、氏が「本戦ではどうやって勝てばいいんだ?」と聞くと、部下は「作戦があります。榎本さんは自陣ゴール前で動かないでください。邪魔ですから」と答えたとのこと。氏は、「まあ傷ついたよね(笑)。サードウェーブのプライドはどうでもいい。個人的なプライドをかけて戦います」と意気込みを語った。
また大井氏によれば、2019年には1年間を通してeスポーツで争う「アキバリーグ」の開催も予定しているとのこと。ゲームタイトルやルールなどの詳細は未定だが、より一層の盛り上がりが期待される。
「アキバトーナメント」実施概要
日時:2018年12月9日(日)14時〜18時(予定)
場所:ソフマップAKIBA2号館 2階 eSports Studio AKIBA(東京都千代田区外神田3丁目 13-8 東京角田ビル 2F)
ゲームタイトル:ロケットリーグ
参加企業:
株式会社 Akiba.TV株式会社
合同会社 AKIBA観光協議会
株式会社 浅井企画
株式会社 イオシス
株式会社 インドア
株式会社 インプレス
MSY株式会社
クラーク記念国際高等学校
グラチア事務局
株式会社 壽屋
株式会社 サードウェーブ( ドスパラ)
株式会社 ソフマップ
株式会社 タイムマシン
株式会社 Project White(ツクモ)
取材・文/実存、クリモトコウダイ