KONAMIは基本無料となるサッカーゲーム『ウイニングイレブン 2019 Lite』の配信を開始した。国内ではPlayStation 4のみの配信となる。ビジネスモデルはアイテム課金制。なお、ゲームを遊ぶにはPlayStation Plusへの加入が必要だ。
12月14日からはレジェンド選手としてバティストゥータの追加を記念したログインキャンペーンが行われ、現在活躍中のレアリティー ゴールド以上のアルゼンチン国籍を有する選手とバティストゥータが最大6名もらえる。
『ウイニングイレブン 2019 Lite』で遊べるのはオンライン用の「myClub」モードに加え、「PES リーグ」モードやエキシビジョンマッチ、トレーニングモードがプレイ可能。通常版と同等のエディットモードも無料で利用できる。またLite版同士だけでなく、製品版『ウイニングイレブン 2019』の所有者と遊ぶことも可能だ。
myClubとは、簡単に説明すると『FIFA』シリーズにおける『FIFA Ultimate Team』のようなゲームモードだ。国とクラブチームを選択肢、選手から監督まで、理想の選手を集めて自分だけのドリームチームを結成して戦う。
チームを強化するには、ゲーム内で稼いだポイントを使って選手や監督をスカウトする。有用な選手の契約延長にもポイントが必要だ。また、PlayStation Storeで「myClubコイン」を購入し、ルートボックスを入手することもできる。ゲーム開始時は最低限の選手しか所属していないが、ゲームをプレイし続けることで少しずつチームは強くなっていく。
ゲームには現役の選手だけでなく、ベッカムやマラドーナ、バティストゥータやクライファートなど引退したレジェンドも多数登場する。
週末に行われた現実の試合で好成績を残した選手は、それを基にゲームでもパフォーマンスが向上した「注目選手」として登場する、現実とリンクした要素もある。
自分だけのチームを率いて「PES リーグ」で世界一を目指してオンラインマッチのシーズン成績を競い合ったり、期間限定の大会や、他のプレイヤーと協力する「Coop リーグ」に参加できる。
『ウイニングイレブン 2019』でも人気の高いmyClubが無料で遊べる『ウイニングイレブン 2019 Lite』のリリースは、これまでシリーズを遊んだことがない人もゲームに飛び込むいい機会となるだろう。
文/古嶋誉幸
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