Daybreak Gamesは大人数が参加する対戦FPS『Planetside』シリーズの最新作『PlanetSide Arena』を発表した。
ベータへのアクセスとシーズン1のバトルパスやアーマーを収録した「PlanetSide Arena – Sanctuary Assault Edition」(19.99ドル、発売後は39.99ドル)と、ホバーバイクM-20 Tempestや多数のアーマーを収録した「PlanetSide Arena – Legendary Arena Edition」(39.99ドル、発売後は79.99ドル)のふたつのエディションがSteamにて予約販売されている。これらの予約特典DLCは発売後に買うことは出来ない。
発売は日本時間で2019年1月30日。予約者向けβテストは1月中に行われる予定だ。
『PlanetSide Arena』はシリーズの特徴である大規模戦闘はそのままに、より対戦重視となったマルチプレイ用FPSだ。ゲームリリース時には最大500人がふたつの勢力別れて戦うMassive Clashと、1人から3人のチームで戦うバトルロイヤルモードが実装される。バトルロワイヤルモードは参加人数は不明ながら、最大500人が戦う大規模な戦場も見据えているという。
ゲーム内ではアサルト、エンジニア、メディックの3種のクラスから好きなものを選び、兵士だけでなくさまざまな兵器が活躍する巨大な戦場へと飛び込む。この3種のクラスは「最初のクラス」と紹介されており、クラスや兵器はシーズンごとに追加される。ちなみに、『Planetside 2』では6種類のクラスが用意されていた。
なお『Planetside 2』同様、『PlanetSide Arena』のゲームエンジンは1000人以上が同時に戦う様子を描写する能力があるため、今後はさらに大規模な戦場で戦えるかもしれない。現在は最大500人が戦う上記ふたつのゲームモードのみだが、新たなシーズンに入るとゲームモードとマップも追加されることも予告されている。現在はTeam Deathmatch、Capture the Flag、Attack&Defend、およびGlobal Conquestといったゲームモードも内部でテストが行われているという。
ストーリーは『Planetside 2』の数十年後にあたり、戦争により荒廃した惑星Auraxisが舞台となる。『Planetside 2』で惑星Auraxisの覇権を争った3つの勢力はすでに崩壊し、戦場に残された傭兵たちが生き残りを賭けて争っている。
シーズン毎に新たなストーリーが展開し、最終的には未来の『Planetside』新作へとつながるという。
前作『Planetside 2』では、ひとつの戦場に1158人のプレイヤーが参加しギネス記録ともなった。『Planetside 2』も大規模な戦闘を特徴としていたが、『Planetside Arena』はさらに対戦重視の内容になることが期待できる。
基本無料だった『Planetside 2』とは違い有料ソフトとなったが、発売前に50%オフという大きな値引きも行われている。『Planetside Arena』の前に、まずは『Planetside 2』でシリーズがどのようなゲームか試してみるのも良いかもしれない。
文/古嶋誉幸