ゲームでも“ぬい活”できるのが、神すぎる。
2025年7月22日(火)、ポケモン公式Youtubeチャンネル内にて配信された「Pokémon Presents」にて発表された、あたまをほぐすひらめきゲーム『ポケモンフレンズ』。某日、都内にて行われたメディア発表会にて先行プレイをしてきました。
タイトル的に子ども向けかな? と思っていたのですが、遊んでビックリ。子どもはもちろんですが、大人もめちゃくちゃ楽しめました。
本作は、ポケモン達と一緒に楽しく解けるひらめき問題に挑戦し、解いた報酬を使って、なんと「ぬいぐるみ」が作れちゃうんです。しかも専用の部屋に飾れます。しかもその質感がとっても「ぬいぐるみ」なんです!
過去の『ポケットモンスター』シリーズ作でも「ひみつきち」でぬいぐるみを並べたりはできましたが、本作はぬいぐるみの質感が段違いでリアルなんです。落ちた時のコロンと転がる動きもリアルで、マジで本物みたいですごい。
近年のファン活動の中でもぐいぐい存在感を増してきたぬい活が、てのひらにすっぽり収まるスペースでできちゃう。大人も楽しめるゲームでポケモン達と頭もほぐせるし、一石二鳥すぎませんか!?
本稿では、本作内の“ぬいぐるみ”の魅力にフォーカスしながら、ゲームをプレイした感想をお届けします!
ぬいぐるみのリアル感がマジですごい。愛でたり飾ったり“ぬい活”が楽しめる
本作は、ワンダーファイ株式会社と株式会社ポケモンの共同作。頭をほぐすパズルゲームと、“ぬい”活の楽しさを組み合わせたようなゲームになっています。
問題を解く(ほぐす)、解けるとぬいぐるみの素材「イトダマ」をゲット、「ぬいマシン」でぬいぐるみを作る、そして部屋に飾る、というのが基本的なゲームの流れ。パズルで思考力を鍛えながら、凝り固まった頭をほぐすことができる「ひらめきゲーム」です。
問題を解くとぬいぐるみを作れる「イトダマ」という糸のようなアイテムをゲットでき、それをモンスターボール型の「ぬいマシン」に入れると、ポケモンのぬいぐるみが作成されます。


この「ぬいぐるみ」がすごいんです。まずは見た目。ぬいぐるみの生地の質感が表現されているの、わかります!? よ〜く見ると、縫い目が非常に細かく、手作りのような温もりを感じます。おしりにもご注目を。なんとタグまで付いています。細かい! 本物のぬいぐるみの様で感激しっぱなしでした。
ぬいぐるみを作れたら、もちろんそれを置く場所も欲しいですよね。もちろんそのための「ぬい部屋」もあります。ここではぬいぐるみを置くだけでなく、家具を置いたり、「かべがみ」を変えたりもできます。


これだけではないんです。なんとこのぬいぐるみ、本物のぬいぐるみのように動きます。配置中に誤タップしてしまい、ぬいぐるみを床に落としてしまったのです。ところが、ピカチュウが床に顔を伏せた状態でポテッと床に転がっていてビックリ。本物のぬいぐるみを落とした時のように、きちんと角度をつけた状態で転がっていたんです。
落ちた時の写真はないのですが、本当に感激しました。この瞬間、ぬいぐるみに温もりを感じたんです。オススメするのはどうかとも思うのですが、ちょっとだけでもいいので床に落としてみてください。コロンッ! とする様子がとっても可愛いんです!

冒頭に書いた通り、『ポケットモンスター』シリーズ作品にもぬいぐるみを使う遊びはありましたが、本作は特にきめ細やかにぬいぐるみが作り上げられていて、温もりも感じました。ゲームの技術が進化したこともありますが、遊んでいて「このぬいぐるみを大事にしたい」気持ちがしっかりと湧いてきたんです。
私自身も小さい頃から今までポケモンのぬいぐるみを大事にしていることもあって、いっぴきいっぴきのポケモンたちの細やかな作り込みには愛情を感じました。ぜひみなさんも、ゲーム内でもぬいぐるみを集めて、リアルのようにぬい活を楽しんでみてください。きっとぬくもり感じるポケモン達のぬいぐるみに愛情が湧くことでしょう。
執筆時点でのぬいぐるみの数は、スマホ無料版で20種類、課金パックを全購入で150種類が作成可能です。現時点ではアップデートは未定とのことですが、1025種類……全部実装されるといいなぁ。
高レベルは大人でも難解。だからこそ解けた時のスッキリ感がハンパない
さきほど本作は株式会社ポケモンとワンダーファイ株式会社の共同開発によるものだと説明しましたが、本作はそのワンダーファイが開発した知育アプリ『シンクシンク』に登場する問題をポケモンの世界観で再構成したもの。同作は150カ国300万を超えるユーザーにプレイされているという、考える力を伸ばすアプリです。
今回の試遊ではその問題もプレイできました。問題にはレベルが設定されており、今回プレイできたのはレベル1と高難度のレベル7。実際のゲームでは、難易度はレベル9まであるそうです。

まず挑戦したのはレベル1の「ひとふでピカチュウ」。電球を一筆でつないでピカチュウとゴールを目指します。時間制限(※画像左上参照)があるので素早く解きましょう。
ゲームは実際に画面を指でなぞって操作するため直感的で、これなら確かに小さなお子さんでもすぐにルールが分かりそう。画像ではありますが、ついつい解きたくなってしまったのではないでしょうか。本作はこんな感じで、ゲームの中にポケモンが出てきて、一緒に問題を時間内に解いていきます。なんとその数は最大で1200問以上!!
スマホを傾けてポッチャマを氷の道ですべらせたり、ボタンをタップして遊ぶゲームもあり、しっかりゲーム性もあってGOOD。子どもはもちろん、大人も超楽しめます!


画面の中でちょこちょこ動くポケモンが可愛いし、なにより解けた後の頭のスッキリ感がすごい。解いたあとにまたすぐ解きたくなってしまう程でした。そんな私を救うような神機能が実装されていました! それは「カレンダー」機能。問題を解いた日にスタンプを押します。押された日をタップすると、その日遊んだゲームが表示され、もう一度解くことができます。
その後は、難度高めのレベル7にも挑戦しました。他のレベルが余裕で解けたから余裕余裕〜! と思っていたのですが、その考えが完全に間違っていました。
……マジで難しい。
周りで体験していた他メディアの人たちも、「難しい!」と声を上げていました。特に難しかったもののひとつが次の「ポッチャマのこおりすべり」。在りし日の『ポケットモンスター』でこおりのぬけみちやキッサキジムで頭をうんうんうならせながらプレイした記憶が蘇ります。
1回解きましたし、すぐにできそうですよね。ですが、私は一発ではできませんでした……。時間制限があるので焦る焦る。ここまで1回もミスっていなかったのに、焦ってミスりまくり。ミスりまくったもののなんとかクリアし、次は「ヤミラミのくねくねトロッコ」に挑戦。
む、難しかった……。できそうなのにできない!! いや、ホントは解けるんです!! でも時間がない!! 大変お恥ずかしながら、ポッチャマとヤミラミはタイムオーバーしてしまいました。ですが、「イトダマ」は貰えました。なんて優しい仕様なのでしょう。
聞いた話によると、これより上のレベル9は開発陣のみなさんでも全然解けなかったのだそう。難しい、でも解いた時の頭のスッキリ感が半端ないです。
今回はレベル1&7、一部の問題だけの体験でしたが、問題数はスマホ無料版は10種搭載で1200問以上、課金パックを全て購入することによって50種/7000問以上まで増えます(※執筆時点)。
また、Nintendo Switch版はインターネットに接続していなくても遊ぶことが可能です。スマートフォン版はゲーム起動時にインターネットに接続する必要がありますが、ゲーム起動後はインターネットに接続しなくても遊べます。そのため旅行等の移動時間にもピッタリ。セーブデータも5つ作成できるので、ご家族でも楽しめます。
スマホやNintendo Switchの中に、自分だけの「ぬい部屋」があるというだけで幸せな気分になれますよね。リアルにぬいぐるみとお出かけしつつ、ぬい部屋を持ち歩く、なんて夢のようなシチュエーションなんだ……!
頭をほぐしながら、ぬい活もできる一石二鳥な『ポケモンフレンズ』。みなさんのポケモンライフを更に素敵なものに彩ってくれること間違いなしでしょう。
※画面は開発中のものです。
※画面には有料の追加ダウンロードコンテンツの内容が含まれます。
<権利表記>
©2025 Pokémon.
©1995-2025 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.
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