国内で発売3日間で123.8万本を売り上げた『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(以下、スマブラSP)だが、米国内での販売数も順調に伸び発売から11日間で300万本を超えた。NPDグループの調べで明らかになったもので、あわせてNintendo Switchが米国市場において過去21ヶ月間で今世代最速の売上を記録したことも報告されている。
その他のNintendo Switch向けソフトの米国内での売り上げは、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が400万本、『マリオカート8 デラックス』が500万本、『スーパーマリオ オデッセイ』が470万本と発表されている。
また、最近発売されたゲームとして、10月5日発売の『スーパー マリオパーティ』が140万本、11月16日発売の『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』が合わせて200万本を米国内で売り上げている。
これに加え、ニンテンドーeショップ売り上げは、2017年と比べ107%上昇したことが伝えられている。
ほかにもNPDグループの調査によれば、Nintendo Switchが2017年3月に発売されてから2018年11月までに、米国内で870万台が販売されているという。ビジネスワイヤによれば、12月に入ってからのNintendo Switchの販売台数はさらに加速しているだろうと予測されている。
米国内における任天堂ハードウェアの年間販売台数としては、Nintendo 3DSが発売された2011年以来過去最高となった。
Thank you for making Super #SmashBrosUltimate the fastest-selling Nintendo home console game of all time in Europe! pic.twitter.com/Tx6MfBuPUt
— Nintendo UK (@NintendoUK) December 18, 2018
一方、ヨーロッパにおいても『スマブラSP』の販売数は伸び続けている。英任天堂は18日、『スマブラSP』が任天堂の家庭用コンソールすべてのタイトルの中での最速販売記録を更新したことを伝えている。
ニンテンドー・オブ・アメリカのセールスアンドマーケティング部門常務(Senior Vice President of Sales and Marketing)ドグバウザー氏は販売数300万本という記録に対し「Nintendo Switchの2回目のホリデーシーズンに、顧客の皆さんからこれほど強いリアクションを頂いたことに興奮している。私達は来年以降もファンの皆さんに興奮と笑顔を届けることを楽しみにしている」と語っている。
文/古嶋誉幸