HeadupはRetrificの手がけるローグライトシューティングゲーム『Colt Canyon』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)、PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch。発売は2019年第3から第4四半期、価格は未定だ。また、βテストの予定もあるという。
Itch.ioでは本作のプロトタイプとなる『Help!』がダウンロードできる。
『Colt Canyon』は特徴的なピクセルアートで、暴力が支配する西部劇を描く。主人公のカウボーイは、相棒を狂暴な盗賊にさらわれてしまう。敵と戦いながら武器を探し、自身を強化して仲間の元へと急ぐ。ただダイナマイトを投げて銃を撃ち走り回るだけでなく、正面切って戦う以外にもステルス要素も用意されている。また、行く手には手強いボスも待ち受けている。
キャンペーンモードのようなストーリーは存在しておらず、プレイヤーは相棒を助けて脱出するか、あるいは道半ばで倒れるまで戦う。ローグライトというだけあって死んだらすべてを失うパーマデスとなっているが、キャラクターのアンロックは永続的のようだ。
相棒を救い出してもゲームはまだ半分だ。道中には救うべき沢山の人が助けを待っており、ふたりで家に帰るまで戦いは続く。なお、AI操作の相棒以外にふたりで参加するローカルマルチプレイにも対応している。
Retrificはドイツに住む学生Jonathan Mannshoven氏の個人デベロッパーだ。Steamでパズルゲーム『Invisibox』、アクションゲーム『Beeftacular』の2本をすでにリリースしているほか、複数の学生や開発者とともに2Dシューター『Shell Shift』や、『Project: Cosmic Combat』を開発している。冒頭で紹介した『Colt Canyon』のプロトタイプ版『Help!』もコラボ作品だ。
リリースまではまだ少しあるが、プロトタイプとなる『Help!』がリリースされているので、どういったゲームになるかはわかりやすい。これに加えてキャラクターアンロックや自動生成マップのようなローグライク要素が加えられる。気に入ったらウィッシュリストに入れ、βテストや発売を待ってほしい。
ライター/古嶋誉幸