韓国のGameCoaster Inc.が開発、運営しているタワーディフェンスゲーム『ダンジョンメーカー』がDMM Gamesで配信を開始した。本作はスマートフォン向けに展開しているゲームだが、今回の配信によってPCでプレイできることが可能になった。価格は税込み310円。
本作は2018年に配信されると、日本でもたちまち大人気になった。プレイし始めると、時間を忘れて熱中してしまい、気が付いたときには数時間が経っている恐ろしいゲームだ。
ルールはシンプルだが、奥深い。魔王となってダンジョンに罠や魔王を配置し、侵攻してくる大勢の勇士たちを迎え撃つ。
選択する魔王によって特殊能力が違ってくるので、攻略が左右する。配置が完了すると、後は半ば見ているだけだ。自動的に勇士たちの侵攻を食い止める魔物たちを見守るだけだ。
このようなお手軽にプレイできるタワーディフェンス要素に加え、本作はレベルや装備といったRPGのような成長要素がある。ある段階の階層を過ぎると、強烈に難度が増して緊張感が増してくるので、しっかりと序盤から戦略やダンジョンの方針を立てることが攻略の秘訣だ。
またゲームオーバーになったとしても、勇士たちを食い止めた達成状況によって「魔石」が手に入る。この魔石を使って、新しい魔王や罠などを購入することができるので、再度、新鮮にプレイできる。シンプルなタワーディフェンスと成長要素、そして、周回をしてみたくなるゲームデザインによって本作はとても中毒性が高いゲームに仕上がっている。
本作はリリース以来、アップデートを繰り返している。魔王や魔物が多数追加しているほか、挑戦モードや魔石で購入できるパックも増えている。さらにログインボーナスで魔石が手に入るようになった。発売時に比べて周回の難度は下がっているので、さらに遊びやすくなったはずだ。
今回、配信されたDMM Games版は、DMMアプリプレイヤーのインストールとDMMアカウントが必須。容量は2.1ギガバイトと、スマートフォン版の約100メガバイトと比較して、大幅に容量が増えている。
その分、より高画質・高精細になっており、可愛らしいドット絵を細部まで確認できるし、バトルの迫力が増したはずだ。初めてプレイする人はもちろん、発売時にプレイした人も、アップデート・高画質でさらに進化した『ダンジョンメーカー』を確認してみてはいかがだろうか。
ライター/福山幸司