バンダイナムコオンラインとバンダイナムコスタジオは、PC向けオンラインアクションRPG『BLUE PROTOCOL』を発表した。世界に感動を与える新規エンターテインメントIPの創造を目指す共同プロジェクトチーム「PROJECT SKY BLUE」の中核をなすオリジナル作品だ。
ゲームの開発を担当するのはバンダイナムコスタジオ。運営とプロデュースはバンダイナムコオンラインとなる。
現時点で判明している『BLUE PROTOCOL』の情報は少ない。バンダイナムコスタジオが開発する『Tales of ARISE』と同じくUnreal Engine 4を使用しており、アニメと写実的な描写が同居するアートスタイルはよく似ていると言えるだろう。『Tales of ARISE』の開発のノウハウが本作にも利用されているのかもしれない。
ゲームプレイは「オンラインゲームの特性を活かしたマルチプレイアクションを突き詰めたゲーム性とを融合させた」と紹介されており、マルチプレイの規模は不明ながら協力重視の激しいアクションゲームになりそうだ。
公開されたゲームのロゴには「世界は荒廃の危機に瀕している。今こそ団結の時だ。友人や見知らぬ人々と共に進み、限界以上の力で敵を倒せ。時間と空間を超えて旅をし、この戦いを乗り越えて未来を変えろ」と書かれている。1枚だけ公開されたスクリーンショットは、不自然に崩れる岩山と紫に変色しつつある空が印象的だ。
『BLUE PROTOCOL』は「PROJECT SKY BLUE」という多様な展開を予定しているプロジェクトの中の主軸となる作品になるという。
バンダイナムコオンラインはスマートフォン向けリズムゲーム『アイドリッシュセブン』でゲームだけでなくアニメやマンガ、小説といったマルチメディア展開を行っている。『BLUE PROTOCOL』も、そういったマルチメディア展開を視野に入れて開発されていると思われる。
ゲームの内容や発売時期といった詳細はまだ明らかにされていない。どのような作品になるのか、続報に期待したい。
ライター/古嶋誉幸