任天堂は、2020年3月期第2四半期決算短信などを公開した。
そのうちの決算参考資料によると、Nintendo Switch向けタイトル『ゼルダの伝説 夢を見る島』が313万本(国内35万、海外278万)、『ファイアーエムブレム 風花雪月』が229万本(国内48万本、海外182万本)販売したと明らかになっている。なお、この数値はDL版も含むとのこと。
『ゼルダの伝説 夢を見る島』は2019年9月20日に発売されたタイトルで、同名ゲームボーイタイトルのリメイク作品。原作の要素を活かしつつもグラフィックなどの各要素を現代風にアレンジしており、Metacriticによる評価は87点、ユーザースコアは8.6と高い評価になっている。
『ファイアーエムブレム 風花雪月』は2019年7月26日発売のタイトル。本作はコーエーテクモゲームスが開発に参加したこともあり方向性も大きく変わり、プレイヤーはまず生徒たちを指導する教師となりゲームプレイを行っていく。こちらも評判がよく、Metacriticによる評価は89点、ユーザースコアは8.7となっている。
シリーズ前作にあたるニンテンドー3DS『ファイアーエムブレムif』は、2016年3月時点で184万本(国内78万、海外106万)という売り上げになっているため、『ファイアーエムブレム 風花雪月』はすでにそれを越えているようだ。
どちらもシリーズ新作としては高い評価を受けており、それが売り上げの大きな要因といえるだろう。なお、2019年6月28日発売の『スーパーマリオメーカー2』は393万本(国内88万、海外305万)を達成。2017年4月28日に発売された『マリオカート8 デラックス』も息が長く、2019年4月~9月の期間のみで232万本(国内34万、海外199万)の売り上げを記録しており、累計では1901万本となった。
ライター/渡邉卓也