任天堂は、Nintendo Switch向けタイトル『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』(以下『ファミコンNintendo Switch Online』)、『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』(以下、『スーファミNintendo Switch Online』)の新タイトル追加を2019年12月12日に行うと発表した。『ファミコンNintendo Switch Online』、『スーファミNintendo Switch Online』については、どちらもNIntendo Switch Online加入者は無料でプレイできる。
追加タイトルは『スターフォックス2』、『星のカービィ スーパーデラックス』、『ファミコンウォーズ』、『ルート16ターボ』の4本。
また、Nintendo Switch向けの「ファミリーコンピュータコントローラー」が2020年1月10日まで40%オフの3,900円でセールを行っている。
『スターフォックス2』(スーパーファミコン)
スーパーファミコン用ソフト『スターフォックス』の続編として1995年発売に向け開発されていたがお蔵入り。しかし、2017年に発売された『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』に収録された。
雇われ遊撃隊「スターフォックス」が、ライラット系の征服を企むアンドルフ皇帝と戦うシューティングゲームだ。前作は画面向かって奥に進むだけだったが、今作では「全方位モード」が追加。プレイヤーが駆る戦闘機「アーウィン」も歩行形態に変形するなど、後の作品にも登場した要素が本作にも登場している。
任天堂は『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』でのリリースにあたり、オンラインマニュアルを公開している。
『星のカービィ スーパーデラックス』(スーパーファミコン)
『星のカービィ』シリーズ7作目。6つのゲームモードのほか、2人で対戦できる「刹那の見斬り」や「かちわりメガトンパンチ」というミニゲームも収録されている。6つのモードは基本システムは同じだが、プププランドから宇宙を股にかけた大冒険まで、様々なロケーションを旅することになる。
『ファミコンウォーズ』(ファミリーコンピュータ)
自軍の兵器の生産や拠点制圧、敵勢力との戦闘と殲滅を目的とした戦略シミュレーションゲーム。レッドスター軍かブルームーン軍を選び、生産と進軍、戦闘を繰り返し敵の基地を占領するか敵を全滅させることを目指す。生産可能なユニットは歩兵や航空、海上ユニットなど全16種。
『ルート16ターボ』(ファミリーコンピュータ)
アーケードゲーム『ルート16』のファミコン移植作。トップビューマップで愛車「マッド・エックス」に乗り込み、行く手を遮る敵の車両や迷路を乗り越え、悪の組織「カンハルー」が盗んだお金を取り戻すことが目的だ。ターゲットを探す「レーダーモード」と、チェックポイントを集める「拡大モード」を移動しながらゲームクリアを目指す。
9月から11月まで追加タイトルのなかった『ファミリーコンピュータ&スーパーファミコンNintendo Switch Online』だが、クリスマスを前に大型タイトルが追加となった。例によってサプライズでスペシャルバージョンが追加されるかも気になるところだ。
ライター/古嶋誉幸