Three Fields Entertainmentは、レースゲームシリーズの最新作『Dangerous Driving 2』を正式発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4、Xbox One、PC、そしてシリーズで初めてNintendo Switchをサポート。2020年のホリデーシーズンに発売予定となっている。
『バーンアウト』シリーズの精神を受け継ぐことで知られる同シリーズだが、今作では「オープンワールド」と「マルチプレイ」がゲームの大きな特徴とされている。スクリーンショットも公開されておらずゲーム内容の詳細は一切不明ながら、『バーンアウト パラダイス』に近いゲームプレイにも期待してしまうところだ。
開発のThree Fields Entertainmentは、イギリスに拠点を置くゲームデベロッパー。『バーンアウト』シリーズのCriterion Gamesを設立したアレックス・ワード氏とフィオナ・スペリー氏が2014年に設立した。
『バーンアウト』シリーズの精神的続編を作るために設立されたデベロッパーであり、これまではいくつか資金を集めるための小規模作品を作りながら、2019年に『Dangerous Driving』をリリースしている。
その『Dangerous Driving』は、クラッシュ要素やライバルの車両を破壊するといった攻撃的なレースゲームとして『バーンアウト』シリーズのエッセンスを見事に再現。一方でそのゲームスタイルは、決められた公道を走る『バーンアウトパラダイス』以前のシリーズに似た作品だった。
そして2014年の設立から6年、『バーンアウトパラダイス』のリリースから12年目で、ついに「オープンワールド」を採用したレースゲームがThree Fields Entertainmentからリリースされる。
Gamatsuが公開したプレスリリースによると、プレイヤーはダイナミックなオープンワールドの中でさまざまなイベントに参加したり、自由にドライブを楽しむことができるという。ゲームはシングルプレイや分割画面マルチプレイで遊ぶことができるが、最高の挑戦に望みたいならオンラインでさまざまなプレイヤーと競い合うこともできる。
Three Fields Entertainmentの公式サイトではメーリングリストの登録者を募集しており、加入者の中から抽選で毎月「我々の次のゲーム」が当たるそうだ。また、海外のイベント「PAX East」にもNintendo Switch版を出展する予定とのことで、さらなる情報に期待したい。
ライター/古嶋誉幸