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『ハングオン』『スペースハリアー』などセガの「体感ゲーム」筐体が飛びだす絵本風に。書籍『SEGA Arcade: Pop-Up History』が発売中、鈴木裕氏の特集も収録

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 イギリスの出版社Read-Only Memoryは、セガのアーケードゲーム筐体を「飛びだす絵本」のようにポップアップ本化した『SEGA Arcade: Pop-Up History』を2月中旬ごろより発売中だ。価格は35英ポンド(約4900円)。

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(画像はSEGA Mega Drive/Genesis: Collected Works – Read-Only Memoryより)

 『SEGA Arcade: Pop-Up History』には、1980年代に流行した「体感ゲーム」の筐体6機種のポップアップ(しかけ)が収録されている。

 対象タイトルは、実際に運転するように身体を傾けてカーブを曲がっていくバイクレースゲーム『ハングオン』(1985)や、ジェット戦闘機のパイロットになってドッグファイトを繰り広げる『アフターバーナー』(1987)、3Dシューティングゲーム『スペースハリアー』(1985)。ほかにも『アウトラン』(1986)、『サンダーブレード』(1987)、『パワードリフト』(1988)がピックアップされている。筐体が飛び出すさまは、驚きとともに懐かしさを与えてくれるだろう。

 また、本書籍には英ガーディアン紙のゲームライターKeith Stuart氏が調べあげたセガの「体感ゲーム」の歴史とともに、これらの筐体をデザインした鈴木裕氏の特集が掲載されている。

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(画像はSEGA Mega Drive/Genesis: Collected Works – Read-Only Memoryより)
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(画像はSEGA Mega Drive/Genesis: Collected Works – Read-Only Memoryより)
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(画像はSEGA Mega Drive/Genesis: Collected Works – Read-Only Memoryより)
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(画像はSEGA Mega Drive/Genesis: Collected Works – Read-Only Memoryより)

 Read-Only Memoryは本書籍以外にも、ドリームキャストの設計資料やプロトタイプの写真が確認できる『SEGA Dreamcast: Collected Works』や、セガ、エニックス、カプコン、ハドソンソフト、日本ファルコムなどの企業に所属する開発者インタビューがまとめられた『Japansoft: An Oral History』などの書籍が発売されている。興味があれば公式サイトもチェックしてみてほしい。

ライター/ヨシムネ

ライター
『ハングオン』『スペースハリアー』などセガの「体感ゲーム」筐体が飛びだす絵本風に。書籍『SEGA Arcade: Pop-Up History』が発売中、鈴木裕氏の特集も収録_006
ヨシムネ
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。

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