日本時間3月7日(土)午後2時、プラチナゲームズはファンディングプラットフォームKickstarterで実施した『The Wonderful 101: Remastered』(ザ・ワンダフル ワン・オー・ワン:リマスタード)の製作費をつのるプロジェクトを終了し、最終的に223万5000ドル(2億3500万円)を調達した。
『The Wonderful 101』は、2013年に発売されたWii U専用ソフト。ディレクターは神谷英樹氏が担当している。今回のプロジェクトは、同作を現行プラットフォームであるNintendo Switchで発売するために企画されたものだが、ストレッチゴールの達成によりSteam版およびPlayStation 4版も発売が決定した。
ストレッチゴールについては8番目のストレッチゴールである200万ドル(2億1500万円)を突破したことから、“新たなるヒーロー”「ワンダ・ゴーグル」が主役の新モードとして、横スクロールアクションアドベンチャーのステージがふたつ制作されることが決定した。
また、『世界樹の迷宮』シリーズ、『イース』シリーズで知られる古代祐三氏や、『マリオ&ルイージRPG』シリーズ、『キングダム ハーツ』シリーズの下村陽子氏、『NieR』シリーズ、TVアニメ『結城友奈は勇者である』シリーズのBGMを担当した岡部啓一氏など、スペシャルゲストによるリミックス楽曲を収録したデジタルサウンドトラックの制作も決まっている。
出資者(バッカー)には金額に応じて、ダウンロード版あるいはパッケージ版のソフトをはじめ、デジタルコミック、ワンダフルキーホルダーなどの特製グッズがプレゼントされる。また、105ドル(1万1000円)以上出資したバッカーには、任意で選べる「神谷氏にTwitterアカウントをブロックされる権利」が付属していた。
ライター/ヨシムネ