狂気のコンセプトアートで話題を呼んだあのサバイバルホラーゲーム『Year Of The Ladybug』に新しい動き。3月25日に最新情報が発表予定

 トロントに拠点を置くアートディレクター、コンセプトアーティストであるデイヴ・カン氏は、2017年に開発中止となったサバイバルホラーゲーム『Year Of The Ladybug』に関して「3月25日に何らかの公式発表がある」ツイートした。

※2016年に公開された『Year Of The Ladybug』のコンセプトトレイラー。

 『Year Of The Ladybug』は、三人称サバイバルホラーの開発プロジェクト。2016年にカン氏がコンセプトアートや、ストーリーやシステムの構想を記したトレイラーを発表したところ、その奇怪で嫌悪感を感じさせるアートデザインから、世界中、特に日本と韓国のホラーゲームファンから大きな反響があった。

 ただし、この時点での開発はあくまで初期段階に留まっており、カン氏はトレイラーを通して、共同開発者を募るつもりだった。だが、開発会社を見つけることはできず、惜しまれつつも2017年に開発中止が発表。翌年には、カン氏は本作のアートブックをクラウドファンディングを通じて販売している。

 なお、以前に公開されたトレイラーの時点ではコンセプトアートのほかに、カン氏が6ヶ月かけて執筆したというシナリオがすでに完成していたという。舞台は2022年、主人公「ジェイムス・シェイ」は連続殺人犯で、通称“レディーバグキラー”として人々から恐れられている。ある日、シェイが目を覚ますと、廃墟となった病院の隔離所に閉じ込められているのが物語の幕開けだ。

 ゲームは三人称視点シューティングゲームで、スキルをアンロックしたりレベルアップしたりするシステムを搭載。ヒットを予感させるAAAタイトル級の作品を想定していた。

 今回、カン氏によって告知された新しい公式発表とは、ついに開発会社が見つかったことなのか、それとも別のものなのか。カン氏は日本のホラーゲームファンを重視しており、今回の告知は英語とともに日本語でもツイートしている。はたしてカン氏の構想は日の目をみるのか。3月25日の発表に注目だ。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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