佐賀県は、スクウェア・エニックスの『サガ』シリーズが30周年を迎えた記念イヤーに「ロマンシング佐賀 2020」プロジェクトを始動することを発表した。
世界累計出荷本数が1000万本を越える『サガ』シリーズは、25周年を迎えた際に佐賀県と初めてコラボして以降、さまざまな取り組みを継続して佐賀県の情報発信や「サガ」シリーズの活性化へつなげてきた。シリーズ最新作のiOS、Android用アプリ『ロマンシング サガ リ・ユニバース』には、歴代のキャラクターたちがシリーズの枠を超えて集結しており、累計2000万ダウンロードを達成するなど人気を博している。
今回、「ロマンシング佐賀」プロジェクトが再始動する目的は「関係人口」の創出にある。「関係人口」とは、移住等の「定住人口」ではなく、また観光等の「交流人口」でもない、“地域や地域の人々と継続的かつ多様にかかわる”人口のことをあらわす。今回のプロジェクトは、『サガ』シリーズ30周年の節目に「関係人口」を増やすことでより強く末長い関係を築き、お互いを盛りあげることが狙いだ。
これにともない『ロマンシング サガ リ・ユニバース』では、これまで前例のない自治体との本格的なコラボレーションが企画されている。佐賀県における海の名産物である怪魚「ワラスボ」もゲーム中に登場し、キャラクターたちと戦闘を繰り広げるようだ。
「ロマンシング佐賀」プロジェクトの再始動に際して、『サガ』シリーズのエグゼクティブプロデューサーを務める河津秋敏氏と、山口祥義佐賀県知事からのコメントは以下のとおり。
≪「サガ」シリーズ エグゼクティブプロデューサー河津秋敏氏からのコメント≫
スクウェア・エニックスのサガシリーズと佐賀県のコラボレーション「ロマンシング佐賀」、いよいよロマサガRSに登場です。
毎年リアルイベントを展開してきましたが、遂にゲーム内でのコラボです。
「サガってなに?」というロマサガRS初心者の方も、「佐賀ってどこ?」という佐賀県未体験の方も、ロマサガRSの佐賀県コラボイベントで楽しんでください。
≪佐賀県山口祥義知事からのコメント≫
「佐賀」と「サガ」を愛するすべての方へ。
2014年に生まれた奇跡のコラボは、愛する方々の歴史となり、それぞれの「物語(サーガ)」を織りなしています。
「サガ」シリーズが30周年を迎えた記念すべき今年は、ゲームで、リアルで、これまでにない連携発動!
未来に続く「ロマンシング佐賀」の新たな挑戦にご期待ください!
ライター/ヨシムネ