ハムスターはビル解体アクションゲーム『アーケードアーカイブス VS. レッキングクルー』を5月1日に配信することを発表した。プラットフォームはNintendo Switch。プレイ人数は1人~2人。価格は税込838円。
本作は1984年に稼動した任天堂のアーケードゲーム『VS. レッキングクルー』のNintendo Switchへの移植版となる。『VS. レッキングクルー』は、のちにファミコンで『レッキングクルー』として移植されているので、ゲームセンターではなく家庭でプレイした人もいるかもしれない。
ルールはステージごとにあるすべての壁を、制限時間内にハンマーで叩き潰していく。なかには爆弾が設置されているので、効率よく壁を壊すことも可能だ。ただしビルのなかにはモンスターが出現するので、注意が必要。モンスターを避けながら、壁を破壊してビルの解体にはげもう。ステージが進むにつれ、壁の数が増えてきたり、壁が浮いた足場にあったりするので、壁を壊す手順は試行錯誤が必要だ。
本作はマリオとルイージが登場するゲームとしても知られており、ゲームデザインは坂本賀勇氏、音楽は田中宏和氏という『メトロイド』を開発したふたりが本作を手掛けている。特に「ゴールデンハンマー」を入手したときの音楽は有名で、Wiiで発売された『大乱闘スマッシュブラザーズX』にも使われているので、耳にした人はいるだろう。
今回のアーケードアーカイブス版『VS. レッキングクルー』では、移植を手掛けたハムスターのこれまでのこだわり同様、当時のブラウン管テレビの雰囲気を再現。オンラインランキングで世界中のプレイヤーとスコアを競うことができる。
ファミコン版でプレイした人でも、新鮮に遊ぶことができる『アーケードアーカイブス VS. レッキングクルー』は、Nintendo Switchで5月1日配信だ。
ライター/福山幸司