Ubisoftは、4月29日に行われたライブ配信で発表した『Assassin’s Creed Valhalla』のワールドプレミアトレイラーを公開した。2020年ホリデーシーズン発売予定。対応プラットフォームはXbox Series XとXbox One、PlayStation 5、PlayStation 4、PC、Stadia。PCはEpic Games StoreとUplayにてリリースされる。
Epic Games Storeによると本編のみのスタンダードエディション以外に、シーズンパスをつけたゴールドエディション、さらにスキンなども同梱するアルティメットエディションが用意されている。
ゲームの舞台となる時代は9世紀、主人公は恐れ知らずのヴァイキングとして育った「エイヴォル」として、戦士団を率いて極寒のノルウェーから緑豊かなイングランドを目指す。諸侯や王国同士の争いで引き裂かれ混沌と化したイングランドを征服し、定住地を築き上げるのが目的だ。
ゲームプレイは前作までを踏襲し、RPGシステムを搭載。戦闘はこれまでのアサシンスタイルの暗殺や、ヴァイキング流の豪快な近接戦が可能だ。
ヴァイキングの指導者として仲間を導くのも重要だ。略奪隊を指揮して敵地の資源を奪い取ったり、他の指導者と同盟を組むこともできる。定住地は自由にアップグレードでき、兵舎、鍛冶屋、刺青店などを設置可能。建物が増えると新たな機能やクエストも解放されていく。
ヴァイキングらしく狩りや酒飲み勝負のほか、「口論詩」と呼ばれるヴァイキング流のラップバトルで相手をディスり打ちのめす楽しみもあるようだ。
シネマティックトレイラーでは、主人公は戦争であっても非武装の市民には手を出さない好漢として描かれている。また、アサシンブレードは前作でも登場した手の甲につけるタイプを使用。ヴァイキングが主役ということで、シリーズでも大人気の要素である海戦にも期待したい。
Ubisoftの持つ最大級のフランチャイズの新作らしく、ゲームの開発に携わるのはUbisoft Montrealを筆頭に全15スタジオ。同スタジオは開発に参加した他のスタジオに感謝の意を表明するツイートをしている。
ヴァイキングが活躍する『Assassin’s Creed』の存在は以前より噂されており、『Assassin’s Creed Kingdom』や『Assassin’s Creed Ragnarok』として、フェイク動画がニュースを賑わすこともあった。それほど待ち望まれた作品も2020年末にリリースだ。
ライター/古嶋誉幸