『フォートナイト』と『Dota 2』の世界大会が開催中止へ。夏のeスポーツ大規模イベントが開催されず

 新型コロナウイルスの感染拡大により、さまざまなイベントが中止、またはオンラインへと移行している。毎年夏に行われる『Fortnite』の大規模大会「Fortnite World Cup」と、世界最大級の賞金額記録を持つeスポーツイベント『Dota 2』「The International」の2020年度開催がキャンセルされたことが相次いで発表された。どちらも2021年の開催を示唆しているが、具体的な日取りの見通しは立っていない。

 リージョンの関係で「Fortnite World Cup」はキャンセルとなったが、「Fortnite Champion Series」「キャッシュカップ」、第三者の開催する『Fortnite』の大会はオンラインで開催予定だ。

 一方、『Dota 2』は秋の「Dota Pro Circuit」を再編中だという。売上の25%が「The International」の賞金プールとなるバトルパスはリモートワーク期間中につき、通常より数週間遅れての販売となる見通しだ。

(画像は『Fortnite』公式サイトより)
(画像は『Dota 2』公式ブログより)

 「Fortnite World Cup」は2019年に初めて開催された『Fortnite』の大型大会。ソロ・デュオ2019年大会では4月から6月にかけて10週にわたり予選が行われ、プロアマ問わず多くのプレイヤーが参加した。決勝戦を目指したプレイヤーの総数は4000万人にのぼるとニューヨークタイムズにて報じられている。
 賞金額はソロ・デュオとも最高300万ドル(3億2千万円)。若きプレイヤーたちが好成績を残し、大きな賞金を得たことも話題となった。

 一方の「The International」は『Dota 2』を開発するValveが2011年から毎年開催している、世界最大級のeSports大会だ。2020年大会は、順当に開催されれば記念すべき第10回の大会となるはずだった。有料追加コンテンツ「バトルパス」の売上の25%は本大会の賞金としてプールされ、2019年大会での賞金総額は3400万ドル(36億円)と、ひとつのゲームのみを取り扱う大会で世界最大級の賞金プールを記録した。

 本大会はプロリーグである「Dota Pro Circuit」(DPC)のランキング上位チームと、アメリカ、CIS、中国、東南アジア、欧州の各地域の予選を勝ち抜いたチームが招待される。

 夏の風物詩ともいえる大規模大会が一度にふたつキャンセルされた。カレンダーに大きな穴が新たにふたつ開くのは残念だが、昨今の情勢を鑑みればオフラインの大規模大会開催は難しい。一刻も早い終息を祈るばかりである。

ライター/古嶋 誉幸

ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros
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