『Terraria』(テラリア)を開発するRe-Logicは、本作の最終アップデートとなる「Journey’s End」のゲームモードのひとつ「ジャーニーモード」の内容を発表した。
『マインクラフト』でいうところのクリエイティブモードのようなプレイヤーが自由に遊ぶ方向性を目的としたゲームモードで、具体的な内容を確認できるゲームプレイ動画をYoutuberのChippyGaming氏を通じて公開している。
『Terraria』のジャーニーモードは、ゲームのすべての要素をプレイヤーが自由に試すことができるモードといえる。大きなルールとして、このモードのために作られたキャラクターでしか遊ぶことができない。ノーマル、エキスパート、マスターワールドで育てたキャラクターを持ち込むことはできないし、その逆も不可能となっている。
ジャーニーモードのキャラクターは「てつのショートソード」、「てつのツルハシ」、「てつのオノ」、「てつのハンマー」、スポーンポイントに戻る「マジックミラー」や100個の松明とロープ、落下ダメージを防ぎ少しの間空を飛べる「スターターウイング」、ともに闘ってくれる小鳥を召喚する杖「フィンチスタッフ」を所持してスタートする。
通常のゲームモードと大きく異なるのが、アイテムの扱いだ。「リサーチアンドデュプリケート」と呼ばれるシステムが追加されており、これは規定数のアイテムを研究所に送ると、そのアイテムを無限にコピーできるようになるシステムだ。
たとえば、木材であれば100個を研究所に送ると無限にコピーできるようになる。研究所にアイテムを送ると消えてしまうが、その後、無限にコピーできるから問題ないだろう。
最終的にデュプリケートメニューには、5000種類あるというゲーム内のすべてのアイテムが登録できる。アイテム欄にはフィルターや検索機能もあるので、アイテムを探し回る必要もない。
またジャーニーモードでは時間と天候などを操作することもできる。いくつかのスライダーが用意されており、それを操作することでゲーム内の環境を自由に変更できる。
天候は「モンスーン」から「霧雨」、「晴天」までをスライダーで細かく調整可能。同じく風向スライダーで西から東に風向きも変えられる。時間は朝から晩まで選べ、進み具合も最大20倍まで高速化できる。
さらにスポーンレートと難易度もスライダーが用意されている。ジャーニーからエキスパートまでをスライダーで変更でき、敵のスポーンレートは0倍から最大10倍まで選べる。リサーチアンドデュプリケートで得たアイテムを使って、高難度で効率よく闘う方法を考えるときなどに活用できそうだ。
このほか、新規や若いプレイヤーがゲームを学ぶのにちょうど良いという「ゴッドモード」や、インフェクションの有無を変更できる。
ジャーニーモードのほかに、ゲーム最高難度となる「Master Mode」やさまざまな要素が追加される『Terraria』最後の大型アップデート「Journey’s End」は、5月16日リリース予定だ。
ライター/古嶋誉幸