Rockstar Gamesは、同社が開発するマルチプレイゲーム『Grand Theft Auto Online』と『Red Dead Online』のサーバーを2時間停止した。期間は日本時間6月5日午前3時から5時で、すでに終了している。
同社は黒人であるジョージ・フロイド氏が、白人警官による不当な暴力で死亡し、デモ活動が激化している「Black Lives Matter」の支援と、氏への哀悼を示す意向を示した。
Black Lives Matter. To honor the legacy of George Floyd, today, 6/4/20, from 2:00-4:00 p.m. ET, we will be shutting down access to our online games, Grand Theft Auto Online and Red Dead Online.
— Rockstar Games (@RockstarGames) June 4, 2020
このほか、Rockstar Gamesと同じくTake-Two Interactive傘下の2K Gamesは、レイシズムと戦う世界中の黒人コミュニティを支援する基金に対して、さらに100万ドルの資金を追加したことを公式Twitterアカウントより伝えている。
また、海外メディアKotakuは、『NBA 2K』、『Dragon City』、『Monster Legends』のサーバーも一時的に停止させることを報じている。これらもTake-Two Interactive傘下のデベロッパーの作品だ。
NBA 2K paused online play for 2 hours and provided its players with free Black Lives Matter & I Can’t Breathe shirts today in honor of George Floyd.
— ESPN (@espn) June 4, 2020
(via floyd_773/Instagram) pic.twitter.com/en68yTVuDI
海外メディアGamespotは、ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のスポーツ専門チャンネルESPNが運営する公式Twitterアカウントの投稿をもとに『NBA 2K』に「Black Lives Matter」と「I can’t breath」と書かれた無料のTシャツスキンが配布されたことを伝えている。
Take-Two Interactiveだけでなく、ソニー、任天堂、マイクロソフトなど、ビデオゲーム業界に参加するさまざまな企業・個人が「Black Lives Matter」に賛同している。
ライター/古嶋誉幸