インディーゲーム開発スタジオのワイルドマンは、日本時間6月17日深夜に公開された海外メディアUploadVRによるショーケース番組「Upload VR Showcase: Summer Edition」内にて、開発中のVRヘッドセット専用ソフト『パンツァードラグーン Voyage Record』の新たな映像を公開した。
『パンツァードラグーン Voyage Record』は、セガサターン用ソフトとして1995年に発売された初代『パンツァードラグーン』をはじめ、2作目の『パンツァードラグーン ツヴァイ』(1996)、そして3作目として発売されたRPG作品『AZEL-パンツァードラグーンRPG-』(1998)の3作品に登場したエピソードを追体験するVRドラマティックシューティングゲームである。
今回新たに公開された映像では、セガがXbox用ソフトとして2002年に発売したシリーズ4作目『パンツァードラグーン オルタ』にて、敵のデザインを担当した田村耕一郎氏が描き下ろしたキービジュアルが公開されたほか、新規のコンセプトアートや2体のドラゴンの3Dモデル、作中の「エピソード1」に該当するステージの3D背景がお披露目された。
また、映像の最後では2020年にクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げる予定であることが発表されている。今作の公式Twitterアカウントによれば、今回のトレイラー映像は「3月の制作発表を見たUploadVRの招待によって実現」しており、本来の広報計画よりもかなり前倒しで公開されたようだ。
今回のティーザーは3月10日のプレスリリースを見たUploadVRの招待により実現しました。
— Panzer Dragoon Voyage Record (@PanzerDragoonVR) June 16, 2020
そのため、本来の広報計画よりもかなり早い「第一弾」トレイラーとなっており、それに合わせて情報は適度に絞られています。
しばらくは焦らされ(teaser)てください😉 https://t.co/1ifHt62rFH
今後の情報公開については「クラウドファンディングプロジェクトの実施時、もしくはそれ以前のどこかのタイミングでゲーム本編の動画を公開する」としており、今後の発表にも期待が集まりそうだ。
『パンツァードラグーン Voyage Record』の最新情報に興味があれば、公式Twitterアカウントをフォローして続報を待ってみてほしい。
ライター/ヨシムネ