Epic Gamesは、フランスに本社を置くUbisoftの開発スタジオ「Ubisoft Nadeo」が開発したレースゲーム『Trackmania』の配信を7月3日(金)より開始した。本作はゲーム配信プラットフォームのEpic GamesストアおよびUStoreからダウンロードできる。
『Trackmania』は、『TrackMania』(2003)を第1作とするレースゲームシリーズの最新作で、『TrackMania Nations ESWC』(2006)をリメイクした作品にあたる。1回転するループをはじめとする仕掛けやコース作成機能を搭載しているほか、車の耐久値は存在せず、アクロバティックで爽快感のある走りが楽しめる作品だ。
今作ではひとりで走行するときに、AIではなく実際の他プレイヤーが走った際の残像(ゴースト)が表示される。このゴーストには自分とレベルの近いプレイヤーが選出され、プレイヤーに合わせたペースで成長できる。また、25種類の公式コースは定期的に更新され、ローカルマルチ、オンラインマルチで競い合える。
なお、本作には無償版の「Starter Access」以外に、サブスクリプションサービスが付属する「Standard Access」と「Club Access」が存在する。「Club Access」についてはゲーム中の全機能を利用できるが、それ以外のバージョンでは一部機能に制限がかかる点には注意が必要となる。
執筆時点でサポート対応言語に日本語は含まれていないため、ゲーム中のUIについては英語で表示されることになるが、車の耐久値を気にせずに初級者から上級者まで直感的に楽しめる『Trackmania』は比較的遊びやすい作品といえるだろう。
配信と同日よりオリジナルサウンドトラックも配信されているので、まずは『Trackmania』の音楽を聴いてみるのもよいだろう。興味があればストアページや公式サイト、公式SNS(Twitter、Facebook)もチェックしてみてほしい。
ライター/ヨシムネ