プレデターと人類の戦いを描く『Predator: Hunting Grounds』にて、ついに肉密度1000%の男が登場。映画『プレデター』そのままの姿の「ダッチ」ことアラン・シェイファー少佐を追加するDLCが9月1日にリリースされることが英語圏などに向けて発表された。もちろんあの頃のアーノルド・シュワルツェネッガー氏そのままの姿だ。
【更新 2020/8/26 12:00】 日本国内のPlayStation.Blogでも日本向けの配信が発表され、日本語吹き替えを玄田哲章さんが担当することが明らかにされた。
このDLCにはグレネードランチャーを装着したM4カービン風の新武器の先行アクセス権も付属する。こちらの武器は10月までにすべてのプレイヤーも利用できるようになる。価格は明かされていないが、5月にリリースされた「ダッチ2025」が770円なので、オリジナルのダッチも近い金額になると予想できる。
また、日本時間8月28日(金)23時ごろにパッチ2.0が配信され、フリートライアルもスタートする。このフリートライアルの進捗は製品版にも引き継げるので、ゲームを気に入った方は購入してほしい。
『Predator: Hunting Grounds』は、1人のプレデターと4人チームの人間(ファイアチーム)に別れて戦う非対称マルチプレイゲームだ。
プレデターは装備も体力も人間より遙かに優れており、映画などでもお馴染みの光学迷彩やサーマルスコープ、プラズマキャノンで人間を狩る。対するファイアチームは4人で協力し、与えられた任務をこなして減りで脱出するか、プレデターを倒して死体を一定時間守ることで勝利となる。
プレデターとファイアチームにはそれぞれ能力の異なるクラスが用意されており、好みの武装で戦場に立てる。ダッチや映画『プレデター2』に登場したプレデターのDLCは、異なる能力を持つ新しいクラスとしてゲームに追加される。
マップにはプレイヤーの行く手を遮るNPCの敵も登場し、プレデターとファイアチームがお互いにただたた戦うだけのゲームにはなっていない。
PlayStation.Blogでは、この87年のダッチをゲームに導入することが「映画『プレデター』への真のラブソング」だと自信を見せている。その後の姿を描いた「ダッチ2025」の出来もすばらしかったが、映画のファンにとって真に必要なのはこの「ダッチ’87」DLCだろう。
ライター/古嶋誉幸