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名作タイトルのスマホ移植で知られるマトリックス、少数精鋭のスタジオアートディンクが業務提携を発表。開発体制を強化へ

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 株式会社マトリックスと、株式会社スタジオアートディンク業務提携することを発表した。両社がこれまで培ってきたノウハウと、双方の開発・営業・パブリッシングの強みを生かして、良質なコンテンツつくりをする体制に強化していくという。

 株式会社マトリックスは、スマートフォン向けの『ドラゴンクエスト』ロト三部作や、『レイトン教授と不思議な待ちEXHD for スマートフォン』、ほかにもスマートフォン向けの『ファイナルファンタジー』シリーズなど、多くの有名タイトルのスマートフォン移植タイトルを扱っていることで知られる開発会社だ。
 100人を超える開発ライン規模で。26年間で150タイトル以上の幅広いジャンルの制作実績を持つという。

 一方で、株式会社スタジオアートディンクは、2001年に『A列車で行こう』シリーズで知られる株式会社アートディンクのパートナー会社としてスタートした企業。2018年にはアイティエルホールディングスグループに入っている。従業員数は約10人で熟練開発者がゲーム制作に携わっている少数精鋭のゲーム会社だ。
 本家アートディンクとは別に『A列車で行こうExp.+』『ネオアトラス1469』、スマートフォン向けの『はじめてのA列車で行こう』など、コンソール、スマートフォン向けのタイトルを手掛けてきた。

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 今回、この両社が手を組むことに追って、「働き方改革」、「コロナ禍」などの課題に取り組む、競争が激化するゲーム業界内で、媒体、ジャンルを問わず世界中のユーザーに楽しんでいただける、良質のコンテンツ提供を目指すという。

 またこの発表に伴い、組織強化を計るため、同時に人材募集を行うという。興味がある人は、株式会社マトリックス株式会社スタジオアートディンクのそれぞれのWebサイトから詳細を確認してみてはいかがだろうか。

 以下、リリース全文となる。

株式会社マトリックスと株式会社スタジオアートディンクが提携を発表!
オールラウンドな厚みのある開発体制を構築し、さらなる成長を狙う。

株式会社マトリックス(東京都新宿区/代表取締役 大堀 康祐)と株式会社スタジオアートディンク(東京都港区/ 代表取締役 矢島 良一)は業務提携することを発表しました。

両社がこれまで培ってきたノウハウと、双方の開発・営業・パブリッシングにおける強みを生かし、良質なコンテンツ開発に注力できる体制を構築・強化して参ります。

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株式会社マトリックスは家庭用ゲームやスマートフォンアプリの受託開発を行い、100人を超える開発ライン規模により26年間で150タイトル以上の幅広いジャンルの制作実績を持つなど、厚みのある開発体制を強みとしており、評価の高いコンテンツの制作を続けています。

一方、矢島良一氏率いる株式会社スタジオアートディンクはゲーム業界において幅広いネットワークを持ち、コンソールからアーケード製品まで、プラットフォーム・ジャンルを問わない、あらゆる分野に対して、オールラウンドな企画力・提案力を生かした製品の制作実績があります。

両社が固くタッグを組むことで対応の幅が一気に広がり、オールラウンドな厚みのある開発体制を構築します。現在「働き方改革」・「コロナ禍」の課題に取り組む中、競争が激化するゲーム業界内で、媒体、ジャンルを問わず世界中のユーザーに楽しんでいただける、良質のコンテンツ提供を目指します。

■株式会社マトリックス 会社概要
社名 : 株式会社マトリックス
所在地 : 東京都新宿区歌舞伎町2-44-1 ハイジア13階
従業員数 : 103名(2020年8月現在) 
設立 : 1994年7月14日
資本金 : 1,000万円
事業内容 : 家庭用ゲームソフト・スマートフォンのゲーム企画・開発に加え、パチンコ・パチスロ遊技機液晶部分の開発など、ゲーム・遊技機の開発全体から部分開発まで、コンテンツ制作を受託し開発。
ゲーム分野では大型RPGや思考系のダンジョンRPG・S-RPGの制作やプラットフォーム移植を多く手がける。

〈代表取締役 大堀より〉
  中学生の時にアーケードゲームに触れ、その楽しさに魅了されました。
ゲームの楽しさを広めたいという想いで立ち上げたのがマトリックスです。 
その想いは今も変わらず、『「遊び」を通して、人々を「幸せ」にする』という弊社の企業理念となっています。
コロナ禍の今だからこそ、心の糧である「遊び」が人を幸せにする時です。
スタジオアートディンク社との協力体制で、今まで以上の新しい「遊び」を、皆様・世界に提供していきます。
両社の活動にご期待ください。

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■株式会社スタジオアートディンク 会社概要
社名 : 株式会社スタジオアートディンク
所在地 : 東京都港区赤坂2-23-1 アークヒルズフロントタワー17階
従業員数 : 11名(2020年8月現在)
設立 : 2001年12月12日
資本金 : 1,000万円
事業内容 : あらゆるプラットフォームのゲーム企画・開発や販売をおこなうハイブリッドスタジオ。
協力開発会社の開発、制作のメンバーを中心に、専門能力の高いフリーランスなどもメンバーに加え、プロジェクトに最適化したチームを編成。
技術力と発想力を源に、ユーザーの皆様に楽しんでいただけるクオリティの高いゲームを提供し、最近では、世界 に向けてパブリッシャーブランドとしてゲームコンテンツを発信する新ブランド『G CHOICE(ジーチョイス)』を発表。

〈代表取締役 矢島より〉
当社は少数精鋭ゲーム業界の熟練者集団です。あらゆるプラットフォームのゲーム受託開発に携わってきています。
この度、パブリッシングゲームブランドG CHOICEも立ち上げました。
今回、受託開発では26年の実績のあるマトリックス社と業務提携することにより、従来の受託案件より高度な大型案件や、一緒にパブリッシングが行えるタイトルの開発を行うなど、新たなチャレンジを行い飛躍していきたいと思います。

■株式会社マトリックス及び株式会社スタジオアートディンクの人材募集について

本発表に伴い、両社は組織強化を計るため、同時に人材募集を行います。
下記の両社Webサイトより詳細をご確認いただき、是非ご応募くださいませ。

    【本件お問い合わせ先】
株式会社マトリックス
E-mail : info@matrixsoft.co.jp
お問い合わせフォーム : https://www.matrixsoft.co.jp/contact/
Corporate URL : https://www.matrixsoft.co.jp/

株式会社スタジオアートディンク 担当:小林
TEL:080-3930-5341
E-Mail : info@studioartdink.co.jp
Corporate URL : https://www.studioartdink.co.jp/

ライター/福山幸司

ライター
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福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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