アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を置くTimberline Studioは、5匹のそり犬たちとともに故郷を目指すリソース管理型のサバイバルアドベンチャーゲーム『The Red Lantern』を現地時間10月22日(木)に発売すると発表した。本作はPC(Epic Gamesストア)と海外Nintendo Switchに対応している。
『The Red Lantern』は、アラスカの原野で道に迷ってしまった犬ぞりのチームを率いる「マッシャー(犬ぞり使い)」として、狩猟による自身と犬たちの資源調達やふれ合いをはじめ、さまざまなイベントを乗り越えながら帰郷を目指すストーリー重視の作品である。なお、本作でプログラマーとゲームデザイナーを務めたNathaniel Chapman氏がTwitter上へ投稿したスレッドによれば、作中では野生動物とのトラブルによって犬が怪我をしたり、命を落としたりする不運なイベントも含まれる。
しかし、本作には「犬が死亡する描写を無効化する」オプションが搭載されており、オプションを有効化することでショッキングな描写を避けつつ作品を楽しめるという。ただし、オプションを有効化したとしても怪我をする可能性は残り、犬ぞりの速度にも影響を及ぼすため、犬たちへの思いやりや共感を持ってプレイすることが重要のようだ。
PC版の対応言語に日本語は含まれておらず、日本国内でのNintendo Switch版の発売も未定ではあるが、犬たちと苦楽を共にする雪原の旅はきっと苦しくも楽しいものとなるだろう。興味があり、英語のメニュー表示や音声に抵抗感が無い人は、ぜひ本作をチェックしてみてほしい。
ライター/ヨシムネ