セガは、『サクラ革命 ~華咲く乙女たち~ 』(以下、サクラ革命)の新情報をお届けする「青ヶ島司令部通信」の第1話を公開した。
『サクラ革命』はセガとディライトワークスが共同制作するAndroid、iOS向けのスマートフォン向けゲーム。アイテム課金ありの基本プレイ無料タイトルとなり、2020年に配信予定。
公開された青ヶ島司令部通信の第一話「その名は大帝國華撃団」では、1996年に発売された『サクラ大戦』から、ナンバリングタイトルとして14年ぶりに発売された2019年の『新サクラ大戦』までの流れをダイジェストに紹介。
そして2020年配信予定の『サクラ革命』の世界観の詳細を明らかにしている。
『サクラ革命』の舞台は太正100年、帝都大厄災で蒸気文明が終わりを迎えた世界だ。帝国華撃団が政府に反乱を起こして、その残党がテロリストとして指名手配。政府は新しいエネルギー装置「ミライ機関」を発明し、帝都は復興と繁栄をもたらした。
これを成し遂げたのが吉良時実首相。吉良首相は帝都の復活だけでなく、帝国華撃団を継承する「大帝国歌劇団B.L.A.C.K」を設立。最初は歌劇団としてライブパフォーマンスを披露していたが、そこに新しい魔「降鬼」が現れる。
B.L.A.C.Kは「歌劇団」から「華撃団」となり、司令官「大石義孝」のもとでテクノロジー「霊子スーツ」を駆使して魔に立ち向かう。一方、帝国華撃団の元メンバーたちは、政府の陰謀を暴き日本を奪還するため青ヶ島にいる少女「咲良しの」に希望を託すことになる。
蒸気文明が終わりを迎えた世界で、帝国華撃団がテロリストに指名手配されているという衝撃的な内容と、新しく登場する大帝国華撃団B.L.A.C.Kという二つの華撃団がどのように絡んでくるのか、とても気になるストーリーとなっている。なお、これは「ミライ」で起こりえた可能性のひとつであり、『新サクラ大戦』の直接的な続編ではないという。
この発表にあわせて、事前登録数の達成報酬15万人突破で「先行プレイ体験会開催」が追加。記事執筆時点では10万人の報酬は達成しており、次は「先行プレイ体験会開催」に手が届くものとなっている。
なお、10月16日には青ヶ島司令部通信の第2話「松崎史也、帝都に立つ」が公開予定。本作でシナリオを手掛けた松崎史也氏が登場するとのことで、本作にかける意気込みやテーマやストーリーなどがより明らかになりそうだ。
ライター/福山幸司