欧州を拠点にゲームサウンドトラックを製作するレコードレーベルのChipped Recordsは、1999年に発売されたPlayStation用アクションゲーム『ペプシマン』のアナログサウンドトラック「DRINK! – ペプシマン PEPUSHIMAN 7″ SINGLE」を日本時間10月18日(日)深夜に発売した。
価格は11.99ユーロ。ただし、日本から注文する場合は、12.45ユーロの送料および追跡サービス料が別途発生する。
「ペプシマン」は、日本国内でアメリカの炭酸飲料「ペプシコーラ」を販売するためにデザインされたオリジナルキャラクターだ。弱者を助けるヒーローとして登場しながらも、“15秒しかかっこよさが続かない”弱点にちなんだマヌケな一面が親しまれ、シリーズCMや「ペプシコーラ」にオマケとして付属するボトルキャップフィギュアで人気を博した。
ゲーム版『ペプシマン』については、初代『メモリーズオフ』などの美少女ゲームで知られるKIDが開発および販売を担当している。なお、執筆時点で本作の権利はMAGES.が所有しており、法的免責の項にはMAGES.のライセンス許諾を受けた旨が記載されている。
今回発売されるアナログレコードは「ペプシマン」のボディーカラーをイメージした銀色を基本に、16枚に1枚の割合でシークレットデザインも含まれているようだ。また、トラックリストは紹介されていないが、イメージ画像から3曲がA面に収録されていることを確認できる。
余談だが、ゲーム『ペプシマン』はファンやコレクターに人気で、中古ソフトは定価の2倍近いプレミア価格で取引されているようだ。興味があれば、PlayStation時代に登場した怪作のサウンドトラックを購入して楽しんでみてほしい。
ライター/ヨシムネ