フランス・モンペリエに拠点を置くパブリッシャー(販売元)のDear Villagersは、フランス・メスを拠点に活動するふたり組チームのFlying Oak Gamesが開発する高難度アクションゲーム『ScourgeBringer (スカージブリンガー)』を日本時間10月21日(水)夜にリリースした。
対応プラットフォームはPC(Steam、GOG.com、Epic Gamesストア)およびXbox Oneと海外Nintendo Switch。参考として、各ストアで表示されている通常価格はEpic Games版429円、GOG版14.44ドル(約1500円)、Steam版1730円、Xbox One版2000円(Xbox Game Pass会員は無料)となっている。
『ScourgeBringer』は、自在な移動とハイペースで展開される戦闘を特徴とするアクションゲーム。本作には、横スクロール画面でダンジョンを探索する“メトロイドヴァニア”の要素とランダムな環境生成や、死亡によって一部の要素がリセットされる“ローグライト”の要素、そしてジャンプアクションを駆使する高難度のゲームプレイが存在する。上記の要素から、海外メディアのEurogamerは本作のデモ版を「『Dead Cells』と『Celeste』の融合」と評している。
正式版では新しい世界や敵キャラクター、3種のエンディングや隠し要素が追加されたほか、クリア済みのプレイヤーに向けた「カオスルート」と呼ばれる新コンテンツも実装されている。「カオスルート」では押し寄せる敵の編成やアイテムのドロップ率など、10種類の要素を段階的に調整可能。「どこまで難度を上げられるか」に挑戦できるため、更なる苦難と乗り越えた際の達成感を求める高難度ゲームファンにはたまらないモードとなっている。
Flying Oak Gamesは、最大4人でプレイ可能なツインスティックシューティングRPG『NeuroVoider』の開発元としても知られる。また、今作の音楽を手がけるヨーナス・ターナー氏は『Nuclear Throne』や『Downwell』、『Broforce』などの作品でも音楽を担当している。ぜひ、各種の環境にマッチした音楽にも耳を傾けてみてほしい。
正式版の変更点および修正点をより詳しく知りたい場合は、Steamニュースページにて公開されているパッチノートをチェックしておくとよいだろう。
ライター/ヨシムネ