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コジマプロダクションが新プロジェクトを開始へ。プログラマーやアーティストなど幅広い職務で優秀なスタッフを募集中

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 コジマプロダクションは、『DEATH STRANDING』に続く新しいプロジェクトを始動することを求人ツイートの中で明らかにした。東京スタジオで働くスタッフの募集を開始しており、多岐に渡る幅広い職務で受付をしている(求人ページ)。

 コジマプロダクションは、小島秀夫監督が『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』を最後に、コナミデジタルエンタテインメントから独立して2015年に設立したスタジオ。
 小島秀夫監督が代表取締役を務めており、公式サイトにはオランダの歴史学者ヨハン・ホイジンガの著作「ホモ・ルーデンス」(「遊ぶ人」の意味)から着想を得たと思われる、「ルーデンス」というキャラクターをシンボルにしている。

 そのスタジオのデビュー作となる2019年の『DEATH STRANDING』は、ハリウッド俳優のノーマン・リーダス氏やマッツ・ミケルセン氏などとコラボして、実写さながらのフォトリアルな映像をPS4上で実現。
 緩いオンラインで共有する「ソーシャル・ストランド・システム」や、地形を測量しながら危機を回避しつつ文明が崩壊した世界で荷物を運ぶという独特のコンセプトや、さらに考古学や哲学、文学や映画からのさまざまな引用が編みめぐらされた謎めいたストーリーは高い評価を得た。

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(画像はSteam『DEATH STRANDING』より)
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(画像はSteam『DEATH STRANDING』より)
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(画像はSteam『DEATH STRANDING』より)

 その後、『DEATH STRANDING』はアップデートを重ねつつ、PC版が今年の7月に発売された。高フレームレート、ウルトラワイドモニター対応などさらにパワーアップを重ねた『DEATH STRANDING』は、PCゲーマーからも好評だ。

 今回、新しいプロジェクトの始動が発表されことは、PC版『DEATH STRANDING』の開発が一区切りついたということだろう。気になる次回作については、『DEATH STRANDING』の続編という説や、ふたたびノーマン・リーダス氏が関わっているなどさまざまな噂も広がっているが、詳細は不明。新しいプロジェクトが正式に発表される日を待ちたい。

 今回の人材募集では、プログラマーやライター、サウンドデザインからアシスタントプロデューサー、ローカライズなど幅広い人材を募集。我こそはと思う人は世界で高く評価される小島監督作品のものづくりの現場に参加を検討してみてはいかがだろうか。

ライター/福山幸司

ライター
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福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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