キャラクター関連商品の企画開発事業などを手がける株式会社ギガ連射は、2020年の12月末をもって、公式サイト上におけるるFlashゲームの公開を終了すると発表した。
なお、Flashゲームは今後別の媒体での配信が予定されているほか、WebGLを使用しているものについては2020年1月以降も引き続きプレイ可能となっている。
[重要]クターのFlashゲーム公開終了につきまして
— ギガ連射 (@gigarensya) November 1, 2020
Adobe Flash Playerサポート終了に伴い、2020年12月末をもちましてクターのFlashゲームの公開を終了させていただきます。詳細につきましてはクターサイトのトップページをご確認くださいませ。#kutar #クター pic.twitter.com/sqRHtgEOci
クターのFlashゲームにつきましては今後、別の媒体での公開を予定しております。その際はクターサイトにて告知させて頂きますのでご確認いただければ幸いです。
— ギガ連射 (@gigarensya) November 1, 2020
また、WebGLを使用したクターのゲームは引き続き遊ぶことができます。
1999年に誕生した「クター」は、無表情を持ち味としてネットユーザーの間で多くの注目を集めたキャラクターだ。2003年11月には、PC向けに配信されているゲームやスクリーンセーバー、壁紙などのコンテンツをまとめた「クターシリーズ」がのべ1000万ダウンロードと月間アクセス回数600万回を突破した。
また、今回の発表までには携帯・スマートフォンアプリやオリジナルグッズ、MMORPG『シールオンライン』とのコラボやLINEスタンプなど、さまざまなコンテンツが展開されている。
Adobe Flash Playerのサポート終了に際してはローカルで遊べるように収集するアーカイブプロジェクト「Flashpoint」や、Flash作品ポータルサイト「Newgrounds」の元社員によるエミュレートプログラム「Ruffle」の開発が進行中だ。
残念ながら公式サイト上でクターのゲームを遊ぶことは出来なくなってしまうが、懐かしさに思いをはせながら別媒体での配信に関する続報を待ちたい。
ライター/ヨシムネ