PCゲーム販売プラットフォームを運営するEpic Gamesは、タイピングゲームにアクションシューティングの要素を組み合わせた『The Textorcist: The Story of Ray Bibbia』の無料配布を開始した。期間は11月20日(金)午前1時まで。
なお、次週は広大な銀河を舞台とするマルチプレイヤー型のアドベンチャーゲーム『Elite Dangerous』と、ビジュアルノベルの要素を組み合わせたパズルアドベンチャーゲーム『The World Next Door』が無料配布の対象作品に選ばれている。
※2019年2月に公開されたリリーストレイラー映像
イタリアの個人ゲーム開発者であるMorbidWare氏が制作した『The Textorcist: The Story of Ray Bibbia』は、敵の熾烈な攻撃を避けながら、タイピングで呪文を詠唱して悪魔を祓う異色作だ。本作は、大量に放たれる弾丸の隙間を避けながら戦う、いわゆる“弾幕系”の要素を含む作品である。
舞台はイタリア・ローマ。作中ではフリーランスのエクソシストである「Ray Bibbia」が、驚異的な悪魔の大発生、そして宗教組織「Holy Church」の内部でうごめく陰謀を食い止めようと奔走することになる。
映像を観てもらえば分かると思うが、本作では一般的なタイピングゲームのような速さよりも、攻撃を回避しながら隙を見てタイピングしていく正確性が重要となる。矢印キーとShiftキーを押しながらのW、A、S、Dキーはそれぞれ、右手と左手での移動操作に対応している。慣れてくれば右手と左手の操作を切り替えながら戦う技術が身につくが、残念ながらほかのゲームで役立つことはない。
なお、独特の操作にどうしても慣れない場合は、コントローラーでもプレイ可能だ。コントローラーでプレイする際にはふたつの文字が表示され、LボタンかRボタンで選択することで文字が入力されていくため、キーボードよりも遊びやすい操作となっている。
また、本作にはスコアを競うオンラインランキング機能や、スピードランに挑戦できるボスラッシュモードも用意されている。すべての悪魔を祓っても、プレイヤーが本作を遊ぶことを望み続けるかぎり、戦いは終わらない。
独自の操作性で鮮烈な印象を刻み込む『The Textorcist: The Story of Ray Bibbia』。期間内であれば無料で受け取れるので、興味があれば一度遊んでみてほしい。
ライター/ヨシムネ