任天堂は、Nintendo Switch向けソフト『スーパーマリオ 3Dコレクション』の更新データ「Ver. 1.1.0」にて、ニンテンドー ゲームキューブ用コントローラへの対応を発表した。
同作に収録されている『スーパーマリオサンシャイン』をTVモードでプレイする際に使用可能であり、2002年にゲームキューブで発売された原作と同様の操作で楽しむことができる。
ゲームキューブのコントローラは、Aボタンをホームポジションに設定し、アナログスティックを左右に一本ずつ配した非対称な形状にするなど、現在でも異彩を放っているコントローラとして知られている。
グリップを2つにしたことによる安定感、スティックの押し込み操作、ニンテンドー64が追加機器で実現した振動を内蔵で実装するなど、当時の任天堂がアイディアと技術の粋を集めたデバイスだ。
「ゲームキューブ コントローラ」はなぜここまで愛され続けるのか? 登場から17年が経った今も現役の同機の歴史を振り返る
なお、ゲームキューブのコントローラは直接、Nintendo Switchには繋ぐことができない。別途、税別2500円の「ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ 接続タップ」が必要だ。HD振動、Nintendo Switch Liteには対応していないので注意されたい。
「ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ 接続タップ」があれば、ほかの作品でもNintendo Switchの外部コントローラとして使用ができる。とくにこれまで任天堂がNintendo Switchでのゲームキューブのコントローラを使う際に推薦しされてきたのは『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』だった。
現在でも愛好する人が絶えないゲームキューブのコントローラが、『スーパーマリオ 3Dコレクション』収録の『スーパーマリオサンシャイン』に対応する。当時の知らない人でもこの機会にゲームキューブのコントローラに触れてみるのもいいかもしれない。
ライター/福山幸司